岡谷市議会 > 1991-12-18 >
12月18日-05号

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  1. 岡谷市議会 1991-12-18
    12月18日-05号


    取得元: 岡谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-10
    平成 3年 12月 定例会(第6回)     平成3年第6回岡谷市議会定例会会議録(第5号)                        平成3年12月18日(水曜日)●議事日程 ▲日程第1  議案第92号  岡谷市地域福祉基金条例 ▲日程第2  議案第93号  岡谷市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第3  議案第95号  工事請負契約について(岡谷市立岡谷南部中学校改築(第3期)工事) ▲日程第4  議案第96号  平成3年度岡谷市一般会計補正予算(第4号) ▲日程第5  議案第97号  平成3年度岡谷市地域開発事業特別会計補正予算(第2号) ▲日程第6  議案第98号  平成3年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第1号) ▲日程第7  議案第99号  岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第8  議案第100号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第9  議案第101号 岡谷市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例 ▲日程第10 議案第102号 平成3年度岡谷市一般会計補正予算(第5号) ▲日程第11 議案第103号 平成3年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第2号) ▲日程第12 議案第104号 平成3年度岡谷市水道事業会計補正予算(第1号) ▲日程第13 議案第105号 私学助成制度確立に関する意見書 ▲日程第14 議案第106号 看護婦確保対策に関する意見書 ▲日程第15 議案第107号 診療報酬の改善を求める意見書 ▲日程第16 議案第108号 コメの市場開放阻止に関する意見書 ▲日程第17 議案第109号 地方財政の拡充強化に関する意見書 ▲日程第18 議案第110号 国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案に反対する意見書 ▲日程第19 議案第111号 太平洋戦争50年に際し、侵略戦争を反省し、永久の不戦と平和を誓う決議         -----------------●本日の会議に付した案件 ▲日程第1  議案第92号  岡谷市地域福祉基金条例 ▲日程第2  議案第93号  岡谷市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第3  議案第95号  工事請負契約について(岡谷市立岡谷南部中学校改築(第3期)工事) ▲日程第4  議案第96号  平成3年度岡谷市一般会計補正予算(第4号) ▲日程第5  議案第97号  平成3年度岡谷市地域開発事業特別会計補正予算(第2号) ▲日程第6  議案第98号  平成3年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第1号) ▲日程第7  議案第99号  岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第8  議案第100号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第9  議案第101号 岡谷市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例 ▲日程第10 議案第102号 平成3年度岡谷市一般会計補正予算(第5号) ▲日程第11 議案第103号 平成3年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第2号) ▲日程第12 議案第104号 平成3年度岡谷市水道事業会計補正予算(第1号) ▲日程第13 議案第105号 私学助成制度確立に関する意見書 ▲日程第14 議案第106号 看護婦確保対策に関する意見書 ▲日程第15 議案第107号 診療報酬の改善を求める意見書 ▲日程第16 議案第108号 コメの市場開放阻止に関する意見書 ▲日程第17 議案第109号 地方財政の拡充強化に関する意見書 ▲日程第18 議案第110号 国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案に反対する意見書 ▲日程第19 議案第111号 太平洋戦争50年に際し、侵略戦争を反省し、永久の不戦と平和を誓う決議         -----------------●出席議員(25名)          1番   梅垣良男君          2番   小松 稔君          3番   宮坂健吾君          4番   八幡益晴君          5番   今井友吉君          6番   原  宏君          7番   片倉久三君          8番   野溝道子君          9番   加藤レイ子君         10番   林 光一君         11番   田中親雄君         12番   山田一久君         13番   宮坂清海君         15番   今井密子君         16番   清水隨豊君         17番   林  稔君         18番   三井正二君         19番   林 公敏君         20番   宮崎福二君         21番   花岡三郎君         22番   増沢千明君         23番   山崎芳朗君         24番   片倉万吉君         25番   山田拓男君         26番   堀内一光君         -----------------●欠席議員(1名)         14番   手塚邦明君         -----------------●地方自治法第121条の規定による説明のため出席した者         市長       林 泰章君         助役       小口利行君         収入役      林 正茂君         教育長      齋藤保人君         企画部長     笠原直行君         総務部長     武井康純君         民生部長     手塚文武君         福祉部長     中島英光君         兼福祉事務所長         経済部長     鮎沢茂登君         建設部長     新居 靖君         都市開発部長   横内啓吉君         都市開発部参事  英 直彦君         水道部長     山田兼利君         消防長      加藤和夫君         監査委員     小口公男君         教育次長     両角常勇君         岡谷病院長    草間昌三君         岡谷病院事務長  中原寛毅君         塩嶺病院事務長  堀田 貢君         企画課長     堀向弘右君         秘書課長     橋爪茂雄君         庶務課長     折井弘育君         財政課長     藤森武男君         監査委員     中村高康君         事務局長         -----------------●議会事務局職員出席者         局長       増沢政幸         次長       百瀬勝人         庶務主幹     矢ケ崎千鶴雄         議事主幹     青木孝雄         主任       小口明彦          午前9時30分 開議 ○議長(片倉久三君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。         ----------------- △日程第1 議案第92号 岡谷市地域福祉基金条例 △日程第2 議案第93号 岡谷市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(片倉久三君) 日程第1 議案第92号から日程第2 議案第93号までの2件を一括議題といたします。 この2件は社会委員会に審査付託となっておりますので、委員長報告を求めます。 社会委員長。         〔社会委員長 山田拓男君 登壇〕 ◆社会委員長山田拓男君) おはようございます。25番 山田拓男です。 社会委員会に付託されました議案第92号の岡谷市地域福祉基金条例について、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたので、御報告申し上げます。 次に、議案第93号 岡谷市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例につきましても、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) ただいまの委員長報告に対し、まず、議案第92号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第92号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第93号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第93号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程第3 議案第95号 工事請負契約について(岡谷市立岡谷南部中学校改築(第3期)工事) ○議長(片倉久三君) 日程第3 議案第95号を議題といたします。 本案は総務委員会に審査付託となっておりますので、委員長報告を求めます。 総務副委員長。         〔総務副委員長 林 光一君 登壇〕 ◆総務副委員長(林光一君) 総務委員会に付託になりました議案第95号 工事請負契約岡谷市立岡谷南部中学校改築(第3期)工事)について、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第95号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第95号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程第4 議案第96号 平成3年度岡谷市一般会計補正予算(第4号) ○議長(片倉久三君) 日程第4 議案第96号を議題といたします。 本案は総務、社会、経済、建設の各委員会に審査付託となっておりますので、各委員長の報告を求めます。 まず総務、次に社会、次に経済、次に建設の順にお願いいたします。 総務副委員長。         〔総務副委員長 林 光一君 登壇〕 ◆総務副委員長(林光一君) 10番 林 光一です。 総務委員会に付託になりました議案第96号 平成3年度岡谷市一般会計補正予算(第4号)、歳入、第6款地方交付税、第12款財産収入、第13款寄附金、第15款繰越金、歳出、第2款総務費、第9款消防費、第1表 歳入歳出予算補正担当部分、第2表 繰越明許費、以上審査の中で、第2款総務費第1項総務管理費19目スケート森整備事業については、スケート森整備事業は県営へも見越す中で岡谷市としてできる範囲を進めていくもので、今回の補正予算ボーリング調査、路線測量、地形・地籍測量の調査を行い、基本設計策定をするものである。 なお、この委託業務は平成4年5月末ごろを完成予定としているとのことでありました。 市民合意を十分得る中で、自然保護や防災に配慮した基本設計をお願いしたいとの意見がありました。 なお、スケート森整備事業調査区域の資料をお手元に配付してありますので、ごらんをいただきたいと思います。 以上、担当部分について審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) 社会委員長。         〔社会委員長 山田拓男君 登壇〕 ◆社会委員長山田拓男君) 25番 山田拓男です。 議案第96号 平成3年度岡谷市一般会計補正予算(第4号)中、社会委員会に付託されました歳入、第7款交通安全対策特別交付金、歳出、第2款総務費1項総務管理費11目安全対策費及び第1表歳入歳出予算補正担当部分については、原案どおり可決すべきものと決定しましたので、御報告を申し上げます。 ○議長(片倉久三君) 経済委員長。         〔経済委員長 原 宏君 登壇〕
    経済委員長(原宏君) 6番 原 宏です。 議案第96号 平成3年度岡谷市一般会計補正予算(第4号)中、経済委員会に付託されました2 歳入、第11款県支出金、第14款繰入金、3 歳出、第6款農林水産業費、第7款商工費及び第1表 歳入歳出予算補正担当部分について、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) 建設委員長。         (建設委員長 山田一久君 登壇〕 ◆建設委員長山田一久君) 12番 山田一久です。 議案第96号 平成3年度岡谷市一般会計補正予算(第4号)中、建設委員会に審査付託されました3 歳出、第8款土木費及び第1表 歳入歳出予算補正担当部分について審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 なお、当委員会では、必要に応じて補正予算を組んでも、さらなる対応をするよう強く要望いたしました。 ○議長(片倉久三君) ただいまの各委員長報告に対し、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 三井正二君。 ◆18番(三井正二君) 18番 三井正二です。 総務委員会へちょっとお尋ねをいたしますけれども、今、スケートの森の審査結果が出されましたが、ちょっと確認をしておきたいんですけれども、スケートの森については平面リンクについて今回市営でやっていきたい。そのための1つの調査費が提起がされたわけですけれども、総務委員会としては市営で行うスケートリンクをつくるという前提で同時にその確認をされているのかどうか、この辺をひとつ明確にお話がされておったら御答弁をお願いしたいと思います。これは副委員長にお願いいたします。         (「関連」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 関連して、林 公敏君。 ◆19番(林公敏君) 19番 林 公敏です。 今、資料をいただいたわけでございますけれども、地権者との合意というか、そういうものがどの程度まできちんととれているか、論議されているのか。そしてまた将来的に要するにそこを買うなり、借りるなりというようなそういう話し合いについてはどの程度きちんとできているのか。その辺論議されていたら、お答えをお願いします。         (「関連」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 関連して、片倉万吉君。 ◆24番(片倉万吉君) この青い部分、非常に広大なもんですけれども、この全域にわたってスケート場や、もし県営になった場合にもいろいろの施設等をこの前提起されましたけれども、そういったものがこの全域にレイアウトというような点について、当然これからのことだろうと思うんですけれど、何か論議に及んでいたらお願いをしたい。 今、非常に広い土地なんで、これをやまびこ公園との関連の中でスケートの森としてすべて使ってしまうのか。今後、やまびこ公園都市計画公園について利用できる範囲内でもうここの中には含まれているように思うんですけれども、そういった配慮は必要ないのかどうなのか。その点をお尋ねします。論議に及んでいたら、ひとつお願いします。 ○議長(片倉久三君) 加藤レイ子君。 ◆9番(加藤レイ子君) 9番 加藤レイ子です。 関連しまして、「市民合意のもとに」という言葉が出ましたけれども、具体的にどういう形で行われるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 総務副委員長。 ◆総務副委員長(林光一君) 最初に、三井議員からの市営としてやることに合意を得ているかという話ですが、これは以前からも言われているように、できることなら県営ということをめどにして、かといって県営が現在明確でない以上、市としてできる平面のリンクだけくらいはつくらないと、あと県営の申し立てもできにくいという環境のために、当面は市でできることを始める。したがって、それはとりあえずできて県営が認められなければ、それは市営に移管というか、基本的になるわけですが、これはあくまでも将来を見越して今から手戻りないようにやっていきたい、こういうことであります。 林 公敏議員の御質問で地権者との合意ということですが、今お手元に配付したこの調査区域については地権者に、調査に入ってもよろしいという了解を得てあるということで、その後将来的な問題がここへ出てくると思いますが、将来的にどうするかという論議までには至っていません。当面はこの青い区域の範囲の地権者には立ち入りが許可をされているということであります。 それから片倉議員のこの青い範囲は非常に広大であるが、これに対するレイアウトはどうかというお話ですが、この青いところ全部に施設ができるということではなくて、この中でリンクの位置はどこがいいのか、あるいは駐車場、さらに将来的に県営とか国際リンクが認められるというような段階になった場合には、この範囲内でどこにどういうものを建てたらいいかという基本調査でありますので、この全部の中へすべてができるという平らな場所ではありませんので、そういうことでなくて、この全部の範囲を調査を一応しておかないと、どの位置へレイアウトしたらいいかということが決まらないということで、やまびこ公園の利用価値というものにも多少連動はあると思いますが、そこには論議は及んでおりません。 加藤議員の市民合意にはどういう方法ということですが、それには具体的にどういうことをということでなくて、こういうスケートの森を整備をしていきたいということの程度では、余りまだ市民が認識していないではないかということのやり取りでありました。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 片倉万吉君。 ◆24番(片倉万吉君) レイアウト等についてはこの広範囲の中で示される、そういうものは前には図式したものが提起されましたから、大体この青い範囲内にどういうふうに配置されるかというような点は全然提起されなかったかどうかということと、およそどのくらいの予算でこれやるつもりであるかね。もし県営というようなことになれば相当金額的にものすだろうと思うんですけれど、そういう将来構想を含めておよそどのくらいの予算規模であるか。それに対する何かもう少し内訳等についてありましたら、お願いをしたい。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 総務副委員長。 ◆総務副委員長(林光一君) これは県営スケートセンター施設配置図というのが以前出たわけですが、それは読んで字のとおり県営スケート場の配置図ということですが、今回の場合は当然そういうことを見越してという、手戻りないようにということでありますが、当面は平面リンクだけ、それから進入道路と付近の駐車場というものを設置をしていくための第1段階の調査ということで、レイアウトの基本になるのは従前配付された県営スケートセンター設置配置計画というものに準じて、将来できるならそういう施設にしていきたいということで資料の説明はありました。 それからこれは今回調査ですので、この調査費は今予算で盛ってあるとおりなんで、その範囲なんですが、先の話になりますが、これは事業がこの調査をして、できるだけ早くに手をつけて、平成6年ころには完成を、平面リンクとこの部分だけは市でとりあえずやっておきたい、こういうことですので、現在まだ見当ですけれども、リンクをつくって、駐車場をつくって、進入道路をつくるというそういう作業に入った場合には約50億円くらいはかかるだろうということで、あくまでもこれは「だろう」ということであります。 それ以外の細かい、何が幾らというようなことは明らかにされていません。         (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 議事進行について、山田拓男君。 ◆25番(山田拓男君) 25番 山田拓男です。 今、総務副委員長と議員さんのやり取りの中で、従前出されたものが生きていて、この色の図面が出されたという総務副委員長の話しですけれど、従前は正式な本会議で出されたものではなくて、あくまでこういうふうなひな型で県へ向かって大きな運動を起こしてみたい、ぜひ市民合意をするために市民の多くのところも、それから議会もこぞってやろうではないかという気持ちをそろえるための資料がいつだか出された記憶は私もあります。しかし、予算が出されて調査費が盛られた段階で、一定のレイアウトはどうかというときに、今の色の塗ったところ全体を調査したいということは了といたしますけれども、もし必要だったらそういうものを出していかないと、せっかく総務委員会が御苦労いただいても、議会みんなのもの、市民みんなのものになるには若干そこに尊いお金を使っての調査費をやる場合での理解度という点では欠けるんではないかと思いますので、議長に判断をしていただいて、もしそういう資料があったら出して、同時に全体のものにしていただけないか、こういう議事進行を申し上げたいと思いますけれども。 ○議長(片倉久三君) この際、お諮りいたします。ただいま山田拓男君から資料の要求がありましたが、この提出を求めることに御異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認め、資料の提出を求めることにいたします。 この際、暫時休憩いたします。         午前9時53分  休憩         -----------------         午前10時02分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 答弁を求めます。 総務副委員長。 ◆総務副委員長(林光一君) 今、施設配置計画という資料が出ましたけれども、これは先ほども申し上げたようにおととし、平成元年の11月の全協のときにこういう考えが1つあるということで参考資料として出されたものでありまして、そのものがそっくり出てきたんですが、あくまでもこれはこういう意見であるとして見るという参考、これを生かして今度の調査に臨みたいということでありますので、この県営スケートセンターになった場合にはこんなような施設、アイスアリーナとか宿泊とか体育館とかこういう附帯設備が全部ないと県営としてはまずい、国際スケート認可を得る場合にもならないということでのレイアウトの図面であって、あくまでも今回はそこまでやるという意味でなくて、その前段、準備段階として400mのスケートリンク、それから若干の駐車場、進入道路が具体的にどこへどうやったらいいかという基礎調査をして、しかもそこまでの設計をしてもらうということであります。図面を参考にしていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 片倉万吉君。 ◆24番(片倉万吉君) 3回目ですけれど、そうするとこの場合、市営でやるというのはスケートリンク400mの部分と、駐車場が幾つもあるし、駐車場に加えて多目的広場までここに追加されているように感ずるんですけれど、その50億円程度というのでどことどことどの部分ができるかね。その辺をちょっとお聞きかせを願いたい。市で独自にやる部分というのは駐車場と道路と公式の400mのスケートリンクと言われたけれど、駐車場も幾カ所もあるし、西側には駐車場と多目的広場まで付加されているというような点で、どことどことどこをやるんだ。やれば大体約50億円だ。その50億円の財源の内訳というような点も何か、起債でやってしまうのか、一般市費を投入するか、いろいろな点があろうかと思いますけれど、どんなふうに考えているか、もしわかったら、その点についてお願いします。 ○議長(片倉久三君) 総務副委員長。 ◆総務副委員長(林光一君) 10番 林です。 先ほどおおよその見当で50億円ぐらいかかるだろうということの細部、今、配置図が出たから駐車場が3カ所ばかりあるけれどもというが、どの駐車場云々という細部は話に出ていません。当面400mのスケートリンクと恐らくその隣接した駐車場であると思いますけれども、なるべくなら国道から進入をする道路をまず重点に考えていきたいということで、岡谷の夕日山方面から入る道路はちょっとその後回しというようなニュアンスの話もありましたが、この400mリンクと若干駐車場と進入道路というもので大体50億円くらいかかるであろう。この400mスケートリンク、単純にスケートリンクってこういうふうに平面リンクだけを考えるのではなくて、将来それが県営に認められ、国際スケートリンクに認められるということを見越す場合には、そのスケートリンクにカバーがつかなければいけないということになる。そのカバーを設置することまで今から調査の中へ入れておかないと、リンクを壊してやり直しというようなことになれば大変だということも含めてやるもんですから、単なる平面のスケートリンク、田んぼの回りやるというような感覚でなくて、それまで含んでやるということでそういう費用がかかると思います。そんな話でした。 この費用については、完成目標を平成6年を一応めどとしている。これはあくまでもめどです。 それからちょうど地域づくり推進事業というのを国で現在やっているわけですが、それが平成4年、5年、6年でその制度がおしまいになってしまうということで、それにあわせてまちづくり債を使ってやっていくには今から準備をしないと、それに乗りおくれてしまうということで、財源措置はそれを活用をしていきたいというようなお話もありました。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 三井正二君。 ◆18番(三井正二君) 18番 三井正二です。 1つお聞きしますけれども、いずれにせよ今まで県営スケート場という構想で進められてきたわけで、今回できれば平面リンクについては市営という形で考えていきたい、そういう意味で具体的に調査費をつけてやろう、こういうことだと思うんです。ただ、今副委員長が言われているように後戻りすることのないようにという意味で、できればまだ基本的には県営でやってもらいたいという意向を持ちながらやっているわけでありまして、そういう点ではある程度今までも陳情を行ってきた経過もあるわけで、そういうことを踏まえた場合に、今回この市営に踏み切っていく1つのステップとして、場合によっては県営でもやってもらわなければいかんよというようなことを県とも打ち合わせをしながらこういうことが進められてきているのかどうかということを少し論議をされておったら、ひとつお聞かせをいただきたいと思います。 それから同時にもう1つは、非常に難しいというような前提に立ってこういうものも進められていることもわかるわけですけれども、将来、市営だけだとするならば、ある面ではこの県営構想というのはかなり消えてくるわけでありまして、そういう点で市民に愛されるという観点に立った場合には、もう少し場所を違ったところへやったらどうだろうかというような意見などはなかったのかどうか、その辺について少し委員会の中身をお聞かせをいただきたいと思います。         (「関連して」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 関連して、野溝道子君。 ◆8番(野溝道子君) 8番 野溝道子です。 県営にしたいという見込みがどんな感じかということで今三井さんの方からも質問がありましたけれど、もし県営にならない場合は岡谷市で将来的にも維持費を出すという形になると思うのですが、諏訪市とか茅野市で実際にやっているリンクの維持費などどのようにかかっているのか、もし話し合われていたらお尋ねしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 加藤レイ子君。 ◆9番(加藤レイ子君) 9番 加藤です。 関連しまして、母親の立場として考えますが、地域づくりの意味としては市民のために、いかにスケート人口をふやすかという意味で考えていきますと、小・中学生の子供たちが例えば必ず母親に車で送っていっていただかないと行くことができません。真冬に向かってやるわけですから道路の問題もあります。そんな意味で山の上でなくて、もっと下の方にいいところはないんだろうかという議論をされたのかどうかお伺いさせていただきます。 ○議長(片倉久三君) 総務副委員長。 ◆総務副委員長(林光一君) 三井議員の県営の見込みはどうかという論議があったかどうかということですが、その議論は全員の方から出ました。だけれど、きょう現在そういうことは明確に返事はできない、最高の努力を続けているということでありましたので、近々にそういうめどが出るようないろいろの流れがあるようでありますので、現在はまだ全然県営を認めるとか認めないとかという返答はもらってないということであります。これはあくまでも努力目標になると思います。近い機会にそういうことが明らかにされると思います。 野溝議員の維持費がどうかということでありますが、これは平均的な数字だけ申し上げますけれども、いずれにしても5,000万円くらいは持ち出しをしていかなければならないということがまず基本にあります。これは関連問題としてそこに出てきたのは、夏場の利用がどの程度、どういうよう方法でなるかということ。別に決定しているわけではありませんけれども、それをどのように使うかによって持ち出しの費用が変わるということで、具体的には現在公認の軽井沢が夏場の利用が非常にうまくできているので持ち出しは非常に少なくなっているという話はありました。 それから、この山の上でなくて、もっと下の方にないのか、という問題が加藤議員から出されましたが、単なる市民スケート場というのがこの目的、出発点ではないので、当然市民もこれを使える施設ということは前々から理事者の方から言われていることで、これは選手だけが使うリンクではないということも含めて、専門に選手が使う場合にはこの辺の平地ではいい結果が得られない、経費の問題も1,000mクラスの山の上へ行ったのとこの平地では温度差がものすごくあるので、維持費の問題にも非常に大きく影響するし、一番の立派な記録もつくったり、選手養成という問題もそこへ加味すると、この場所が現在では考えられる最適の場所ではないかということでありました。 道路問題も当然そういうことを配慮してこれから設計をして考えていきたい。一番インターに近い、国道に近い場所ということの設定のようであります。 以上です。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。 山田拓男君。 ◆25番(山田拓男君) 25番 山田です。 ちょっと総務副委員長さんにお尋ねしたいんですが、大きいスケート場の計画ですから、これに当たって平成元年の図面と整合させたりいろいろ御苦労されて御審査されたことについて本当に御苦労さまを申し上げたいと思うんですけど、ボーリングというものについて、我々は建物ボーリングというものはよく経験しているんですけれど、スケート場のボーリングというものはボーリングの方法、それから箇所、その技術的な問題を委員会で深めた経緯をひとつ明らかにしていただきたいと思います。 市長答弁で予算提案のときにありましたからね。これを市営で全部やるなどということは到底できない。だから、せめて400mのリンクぐらいまではもっていきたいということが明らかになっての委員会付託ですから、それはそれでいいわけです。 ただ、きれいに書いたこの図面と県や県知事のところへ行ったときの当時の議会と当局が1つになって市民団体も含めてやろうというときのレイアウトのあれがここにあるわけですから、こういうもので今度の5,326万1,000円の中でのボーリングというものが非常に大きな位置を占めるわけですけれども、その中身をひとつ深めたい。 それから2番目に、確か私はスケート場というのは水が要ったわなと思ったんですよね。これ、水要らないスケート場ではないでしょうね。だから、その辺の水はどこから引くのかということ、それから大体満杯にして、これを1回かけておいて、とめてしまうということはあり得ないと思うので、400mのリンクを市営でも県営でもこれをやった場合にどのくらいの水量がいって、お金にすればどのくらいかかるものかという点。これは委員会での深めがどんなふうだったか。そのために下諏訪ダムを急いでやったということはないだろうと思うけれども、そんな点で水問題の全体計画で水道部長なんかも相談に携わってたら、同時にお答えをいただきたいと思うんです。 それから財政的な計画ということについて約50億円ということで、例えば今夏場どうするかというようなことでもって私的にもスケートの専門家の市長からもアドバイスいただいたことあるわけですけれども、横浜のドームというようなものが--それはぱーっとドームにすれば130億円くらいかかって夏場の利用もうんとできるし、音楽もできるし、テニスもできるというようなものも今あるんだという先進地の視察なんかも含めて大いにやっていかないと……。金がかかるから困るよという論議もあるし、しかし、そういう新しい伝統文化というか、スケートを文化として、大衆娯楽として位置づけた場合に、やるならいいものをつくって、今質問に出されているように、スケートだけではなくて、できないときにはもっと市民活用ができるようなものにという点で委員会ではどんな深めをされたのか。その3つをひとつお伺いしたいと思いますけれど。 ○議長(片倉久三君) 総務副委員長。 ◆総務副委員長(林光一君) 10番 林です。 山田議員の今のボーリングが非常に大事だということでの質問でありますが、当然今回やるのはリンクと道路、先ほどから申し上げていますが、そこが重点になるもんですから、その場所の土質を調べるために約12本ボーリングをしたい。深さは大体20mぐらいで、下の土質がどうなっているのかということを調べるというボーリングのようであります。 それから水問題については、特に委員会では論議がありませんでした。 それから、この費用がかかるという中で、先ほども若干申し上げましたが、軽井沢あたりなんかも宿泊施設、食堂というものが附帯設備として非常に成果があったということで、かなりカバーができるというのも1つの参考にしながら、将来に向けてやっていきたいというお話がありました。 すいません。ちょっと漏れがありました。水問題のところで、水源は下諏訪水道でなくて、近所にある内山水源を考えていきたい。じき上ですので、それを活用していきたいという考えのようでした。 以上です。 ○議長(片倉久三君) よろしいですか。 山田拓男君。 ◆25番(山田拓男君) 大体大方の事はわかったけれど、水問題だけは、例えば私も一般質問やったように加藤さんではないけれども、そういう遠くではなくて、今、神明とか長地にあるようなところへもパイピングリンクをつくり使わせてもらえないかという議論もあった。だから、どうするかというようなことも一般質問やったんだけれど、ただ、どういうスケート場をつくるのかと市民に聞かれたときに、今言われたような形で説明しても、水はあるのと言われるわけだ。水はどのくらい引かれるのと必ずみんな心配してくれるわけ。そのときに水のことは、おれ、聞かないでしまったではいけないから、せめて総務委員会は水のことは担当委員会ではないといっても、水道を使わせてもらうというなら、そのくらいのことは答えておかないと、私たちが採決の方法がないと思うんですね。だから、当局なり、あるいは休憩とって委員長の方からやってもらうなりしないと、スケート場には水がつきものだから、水は財産だといって10年だか向こうの下諏訪ダムの、この間ああいうようなものもやったんだけれども、ちょっと答えていただきたいと思いますがね、やっていないとするならば。 ○議長(片倉久三君) 申し上げますけれど、総務副委員長は水については、すぐ上にそれがありますという返答をしておりましたよ。 総務副委員長。 ◆総務副委員長(林光一君) 水道についてはちょっと聞いておりません。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより、議案第96号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は各委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第96号は原案のとおり可決されました。 この際、議長より申し上げておきます。できるだけ委員会付託前に十分に勉強をされまして質問をしておくようにお願いいたします。         ----------------- △日程第5 議案第97号 平成3年度岡谷市地域開発事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(片倉久三君) 日程第5 議案第97号を議題といたします。 本案は建設委員会に審査付託となっておりますので、委員長報告を求めます。 建設委員長。         〔建設委員長 山田一久君 登壇〕 ◆建設委員長山田一久君) 12番 山田一久です。 議案第97号 平成3年度岡谷市地域開発事業特別会計補正予算(第2号)について、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより、議案第97号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第97号は原案のとおり可決されました。         -----------------         (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 林 稔君、議事進行について。 ◆17番(林稔君) 17番 林 稔です。 先ほど議長さんから委員会付託前に十分勉強して論議をするようにというお話がありましたけれど、例えばスケート場問題についても、これだけ大きな計画について市が資料も事前に出さない、そして県営スケートセンター施設配置計画ですか、これらに基づいてやろうということを明言しておきながら何ら資料も出さなくて、総務委員会でいろいろ論議する中でようやく出すというふうな状況でありましたから、むしろ議長は市当局へ事前に十分資料を提出するように要望する方が筋ではないかというふうに思いますので、我々が十分研究できるような資料提出を市へ求めてほしいというふうに思います。 ○議長(片倉久三君) ただいまの議長の発言は議長としての希望でございますので、よろしくお願いいたします。         (「議事進行について」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 議長から答弁しましたけれど。         (「だから、そのことについて」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 林 稔君、議事進行について。 ◆17番(林稔君) 17番 林 稔です。 私が申し上げたのは、議会へそういうことを希望することも議長として結構でしょうが、市から資料が提出されないから我々は研究できなかったということを申し上げて、議長から市側へそういう資料を十分提出するように要望してほしいということを私は議長に申し上げたんで、そのように配慮をしていただきたい。これが私の議事進行上の希望です。 ○議長(片倉久三君) 林 稔君の議事進行については、十分気をつけるように姿勢をただしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。         ----------------- △日程第6 議案第98号 平成3年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第1号) ○議長(片倉久三君) 日程第6 議案第98号を議題といたします。 本案は社会委員会に審査付託となっておりますので、委員長報告を求めます。 社会委員長。         〔社会委員長 山田拓男君 登壇〕 ◆社会委員長山田拓男君) 25番 山田拓男です。 社会委員会に付託されました議案第98号 平成3年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第1号)については、外来患者の増加に伴う材料費の補正を行ったものであります。原案どおり可決すべきものと決しましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 宮崎福二君。 ◆20番(宮崎福二君) 付託前に言ってなくてあれなんですけれども、1つ簡単な問題ですが……。         (発言する者多し) ◆20番(宮崎福二君) 静かにしなさい。社会委員長さんにお尋ねするんですが、病院の実質的な増加であればいいんですけれども、何かちょっと仄聞しますと、今回のあれはそういう内容でもないようなこともお聞きしたんです。実際的に岡谷病院も相当内部的にも設備も整備されまして、また、スタッフも充実されてきておりまして、こうした患者さんの増加ということがもし実質的だとすれば非常に喜ばしいと思うんですけれども、例えばふえているとすれば、1日17名というものは何科が増加をされている傾向にあるかどうか、その辺のところ審査に及んでいましたら聞きたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 社会委員長。 ◆社会委員長山田拓男君) 25番 山田です。 ベテラン議員さんに私などが説明してわかるかどうか、ちょっと申し上げてみたいと思いますけれども、本補正予算は一般会計と違って企業会計でございます。企業会計が補正をするときには業務の予定量というものを基本にするのであります。御案内申し上げておりますように、年間の延べ患者数、外来で当初が18万8,160人を補正後は19万3,158人に、1日平均にすれば640人を657人で17人ふやしたいという計画であります。あくまでこれは企業としての予算を盛るときの方程式でございます。 ただし、これから風邪も引くでしょう。あるいは予防もきくでしょう。これからの先は宮崎さんといえどもわからないんではないかと思いますし、私でもわからないところでございます。長い間の企業の補正予算はこんなふうに行われているということにかんがみて、どこが何人というふうなことはちょっと立てられないようでございますし、委員会での説明は以上でございましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) よろしいですか。 ほかにございますか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより、議案第98号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第98号は原案のとおり可決されました。 この際、暫時休憩いたします。         午前10時33分 休憩         -----------------         (議会運営委員会)         -----------------         午前10時54分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 この際、議長から申し上げておきます。先ほどの議運の席上話も出たわけでございますが、委員会審査を深めるため、資料の提出はできるだけ委員会付託前に全議員にお示しをいただくように注意をしていただきたいと思います。         ----------------- △日程第7 議案第99号 岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例 △日程第8 議案第100号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(片倉久三君) 日程第7 議案第99号から日程第8 議案第100号までの2件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 企画部長。           〔企画部長 笠原直行君 登壇〕 ◎企画部長(笠原直行君) 議案第99号 岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例の改正理由は裏面にございますが、国家公務員の一般職の給与に関する法律の一部を改正する法律が改正されることに伴い、国の特別職の期末手当も一般職の職員の期末手当の支給の例によることとされておりますので、これに準じて改正いたしたいものであります。 条文の方をごらん願いたいと思います。 第11条第2項中「100分の200」を「100分の210」に改めるものでございます。これは12月に支給される期末手当を0.1カ月引き上げ、年間4.25カ月とするものでございます。 附則につきましては、この条例の施行期日は国の給与法が公布に至っておらないものであり、条例の改正について専決処分してはならないこと、また、改正法の施行日以前に改正条例を施行しないことなど国及び県から強い指導がありますので、この改正につきましては施行日を規則へ委ねてまいりたいと存じます。 また、附則第2条、第3条は、適用日と期末手当の内払い規定を設けたものであります。 以上ですが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第100号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 裏面の改正理由にありますように、国家公務員の一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律が改正されることに伴い、これに準じて改正いたしたいものであります。 改正の内容につきましては、別に議案第100号資料に沿って御説明を申し上げますので、議案第100号資料をごらんいただきたいと思います。 まず、1の改正理由につきましては、ただいま申し上げたとおりでございます。 2の改正内容でありますが、まず(1)の給料表の改定であります。平成3年4月1日以後、給料表を改定するもので、本市の場合、行政職給料表の適用を受ける職員の平均引き上げ率が同日現在一般会計分で3.92%、平均引き上げ額9,795円であります。給料表の内容につきましては後ほど申し上げます。 次に、(2)の諸手当関係でありますが、アとして扶養手当の改正であります。配偶者以外の扶養親族2人までの区分で、現行の4,500円を5,500円に引き上げ、また、配偶者のいない職員の扶養親族1人を1万500円から1万1,000円にそれぞれ引き上げるものでございます。 また、横に米印で表示してあります児童手当受給者の扶養手当併給調整の廃止でありますが、これは従来、児童手当受給該当者においては扶養手当から第2子は500円、第3子以降は1,000円を差し引いて支給しておりましたが、平成4年1月からはそれぞれ満額支給することにしたものであります。 次に、イの通勤手当でございますが、交通機関を利用した場合の全額支給限度額を3万円から4万円に引き上げ、また、最高支給限度額を3万5,000円から4万5,000円に引き上げるものでございます。また、自動車等の交通用具利用者のうち、片道30Km以上の者については従来1万4,600円でありましたが、この中をさらに細分化し、30Km以上35Km未満を1万4,600円、35Km以上40Km未満を1万6,700円、40Km以上を1万8,800円に改正するものでございます。 次に、ウとして管理職員特別勤務手当の新設導入であります。これは従来から管理職手当を受けている管理職員においては、勤務を要しない日等に勤務しても代休振りかえする以外は手当的には措置をしてありません。平成4年1月からは原則的には代休振りかえとするものの振りかえが困難になった場合のみ管理職員特別勤務手当として、勤務1回につき最高1万2,000円以内で支給するものでございます。 資料をおめくりいただきまして、次に、エとして寒冷地手当の最高限度額の改定であります。算出する基礎であります給与と扶養手当の合計額が51万8,000円を超える場合は51万8,000円を基礎として算出するものですが、これを54万1,000円に改めるものであります。 次に、オとして期末手当の支給率の改正であります。特別職の条例改正と同じように、12月に支給される期末手当を2.0カ月から0.1カ月引き上げ、2.1カ月とするものであります。 次の(3)の附則関係につきましては、特別職の給与の一部改正と同様に国の給与法が公布されない関係で施行日を規則へ委ねてまいりたいこと、それから扶養手当の児童手当との併給調整の廃止、及び管理職員特別勤務手当の改正規定以外は平成3年4月1日から遡及適用することとしたものであります。 資料をおめくりいただきまして、そこに給料表の対照表がございます。 1枚目が行政職給料表の1級から5級まででありますが、それぞれ改定前、改定後、差額としてございます。1級のところに初級最低とありますのは高卒の初任給、中級とありますのは短大卒初任給、上級は大卒の初任給であります。各級ごとに最低・最高とありますのは、級別職員の最低及び最高に位置するものを示したものでございます。 その下の欄には各級別の標準的な職と人員、改定の平均額と改定率を掲げてございます。 おめくりをいただきまして、2枚目は同じく行政職の6級から9級まででございますが、一番右下のところに総平均がございます。人員が619人、改定前の額が24万9,586円、改定後が25万9,381円、差額が9,795円、改定率3.92%であります。 またおめくりをいただきまして、次の表は医療職の1表でございまして、これは病院の医師に対する給料表であります。内容の見方は同様でありまして、右下隅総平均では差額1万3,533円、改定率2.86%となっております。 次にまたおめくりをいただきまして、次の表は医療職2表でございます。これは病院の薬剤師、検査技師、レントゲン技師等に適用するものであります。6級までありますが、めくった次の表に総平均がございます。差額は9,864円、改定率は4.10%であります。 次におめくりをいただきまして、医療職3表でございます。これは病院の看護婦、准看護婦に適用するものでありまして、次のページに総平均がございます。差額が1万9,201円、改定率9.36%となっており、他の職に比べて特別改善を図っております。 なお、従前支給されていた4%の調整額は今回の改定の中に盛り込まれております。 給料表の改定は、総じて下位の者には厚い改定となっております。 条例改正の内容は以上のとおりでありますが、条例の本文の説明につきましては、条文の組み立て整備及び字句の改正を図ったもので、省略をさせていただきたいと存じます。 以上ですが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(片倉久三君) まず、議案第99号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に、議案第100号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第99号及び議案第100号の2件は総務委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第9 議案第101号 岡谷市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例 ○議長(片倉久三君) 日程第9 議案第101号 岡谷市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者を説明を求めます。 水道部長。         〔水道部長 山田兼利君 登壇〕 ◎水道部長(山田兼利君) 議案第101号 岡谷市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由は裏面に記してありますように、国家公務員の一般職の職員の給与に関する法律の一部が改正されることに伴い、これに準じて改正をいたしたものであります。 改正の内容は、手当の種類に管理職員特別勤務手当の新設と字句の整備を行うものであります。 第2条第3項につきましては、手当の種類に「管理職員特別勤務手当」を加え、条文中の「および」を漢字の「及び」に改めるものであります。 第3条関係につきましては、「勤務の種類」を「職務の種類」に改める等の字句の整備をしたものであります。 第8条につきましては、今回の改定後第10条の2に「休日」の字句が加わるため改正をするものでございます。 次に、10条の2につきましては、10条の次に1条を加えるために条項を後に送ったものでございます。 次に、第10条の2につきましては新設条項でございますが、規定で定める職にある職員に対し、管理職員特別勤務手当を支給する規定であります。 なお、附則につきましては、施行の日を規定したものであります。 以上でございますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(片倉久三君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 三井正二君。 ◆18番(三井正二君) ちょっと前段で聞けばよかったんですけれども、この国家公務員の法律が一部改正されたわけですけれども、その趣旨について、どうしてこういうふうになったのか。特にこの中で言われている特別管理職手当、これについてはどういう趣旨でこういうふうになったのか、その辺についてちょっと説明をお願いしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 水道に関連してですか。 ◆18番(三井正二君) 本来ちょっと前に聞けばよかったんだけれども、水道部長がお答えできれば、お答えいただいて結構です。 ○議長(片倉久三君) 水道部長。 ◎水道部長(山田兼利君) 今回の管理職員の特別勤務手当の導入というふうなことでございますけれど、本省の課長補佐の関係が今回の給与改定に伴いまして、従来は時間外手当というふうなことで支給がされていたということでございますけれども、今度の人勧によりまして管理職手当と同様な特別調整額というものが算入されて支給がされるということでございますが、それにあわせてなお従前の時間外勤務手当というものが併せて支給されるというふうなことになりましたために、従前の管理職職員とのバランス上今回の導入になったというふうな説明がなされているということでございます。 ○議長(片倉久三君) 片倉万吉君。 ◆24番(片倉万吉君) ちょっとお尋ねします。これは医療職の給料改定があって、後ろを見ていくというと、後で岡谷病院の補正、企業会計としては水道の補正がありますけれど、塩嶺病院はこの改定で全然影響がないということなのか、その辺をちょっと。補正が計上されておりませんので、その理由をちょっとお尋ねしたいと思います。既決予算内でみんなやれることなのかどうなのか。議事進行で扱ってくれない。 ○議長(片倉久三君) ちょっと待ってください。これは第103号で市立岡谷病院の事業会計の方がありますから、これに関連してやっていただけますか。よろしくお願いします。 ほかにございますか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第101号は建設委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第10 議案第102号 平成3年度岡谷市一般会計補正予算(第5号) ○議長(片倉久三君) 日程第10 議案第102号 平成3年度岡谷市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 総務部長。         (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 議事進行について、堀内一光君。 ◆26番(堀内一光君) 26番 堀内です。 議事進行上、前の99号から101号を先に審査をして決めなければ、この後の補正の方が提案できないんではないですか。それはいいですか。例えばの話、各委員会に付託して、みんな補正を決めてしまったけれども、総務委員会でもってこれは疑問だとした場合にはどうなるんですか。先に条例の方を審議して決めておいてからでなければ、後の補正は提案できないではないですか。そのところはどういうふうに理解をしていいか。 ○議長(片倉久三君) 議会事務局長。 ◎議会事務局長(増沢政幸君) 事務局の方から申し上げます。従来から同時進行でやっておりまして、もし条例がだめであった場合には補正の方もだめだというふうなことでやっております。 ○議長(片倉久三君) 堀内一光君。 ◆26番(堀内一光君) 過去の例はそうでしょうけれども、もし同時進行していて、各委員会が可決すべきものとしてみんな補正の102号を可決したけれども、その前段の99号から101号に異議が生じて、それが若干修正をされたという場合には、同時進行することは不可能ではないかというふうに思うんですけれども、実際そういうことがあるかどうか疑問ですけれど、ルール上はそうしないとおかしいような気がするわけですけれどね。 ○議長(片倉久三君) 議会事務局長から説明いたさせます。 ◎議会事務局長(増沢政幸君) それは採決によって決められるものですから、そういう場面が起こりますと採決によって決定させていただいております。         (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 議事進行について、山田拓男君。 ◆25番(山田拓男君) 25番 山田拓男です。 ちょっと言葉が両方で足りないからね。従来はそういうふうにやっていたんだけれど、経過がありまして、以前は条例を済ましておいて、特に従来のやつは人勧だけでいいんだけれど、3月なんかはそれをやらないといけないというようなことでそういうふうにやる場合もありますし、ただし、各委員会がスピード審議をするけれども、総務委員会の車のスピードを見ながら、もし何かあったら廊下トンビもやっていくというようなことがあったんです。例えば定数問題なんかはね。定数決まってしまったけれど、予算はどうするかというようなこともありますから。だから、その辺は今議長が言ったように従来どおりやっていくんだけれども、そういう経過を十分踏まえて議会運営委員会なんかでもそういうことを研究してやってきたという経過がありますから、そこのところ局長さんからもうちょっと杓子定規ではなくて丁寧に言っていただいて、議事を進行していただきたい。 ○議長(片倉久三君) 議会事務局長。 ◎議会事務局長(増沢政幸君) 私から申し上げます。ちょっと舌足らずでございまして、今、山田議員さんの言われましたように総務委員会の進行を図りながら同時進行をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。         (「了解」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 進行いたします。 提出者の説明を求めます。 総務部長。         〔総務部長 武井康純君 登壇〕
    ◎総務部長(武井康純君) 議案第102号 平成3年度岡谷市一般会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。 この補正予算は、職員の給与に関する条例等の改正に伴います給与改定等に要する経費、それから市内農業協同組合の広域合併推進にかかわる補助金、及び都市緑化事業に要する経費等、総額9,486万円の補正でございます。 初めに9ページをお開きいただきたいと思います。 今回の給与関係の補正につきましては、人勧に関する給与改定等に合わせまして当初予算編成後の職員の配置転換ですとか、あるいは諸手当等の既計上額との調整を図ってございますので、費目によりましては減額補正するところも出てまいりますので、よろしくお願いいたします。 3 歳出、第1款1項1目議会費434万4,000円でございます。給与改定等にかかわる経費の計上でございます。 次の10ページ、第2款総務費1項1目一般管理費1,752万9,000円でございますが、報酬及び給与改定等にかかわります経費の計上でございます。 以下につきましては、各費目同様でございまして、特別御説明申し上げることがございませんので、説明は省略させていただき、給与改定以外のそのほかの補正につきまして御説明申し上げますので、よろしくお願いしたいと思います。 25ページをお開きいただきたいと思います。第6款農林水産業費1項3目農業振興費100万8,000円は、市内諏訪湖北農協及び長地農協が諏訪湖周6農協合併推進事業を進めておりますが、この経費に対しまして湖北農協に71万4,000円、長地農協に29万4,000円、それぞれの補助をしてまいるためのものでございます。 次に32ページをお開きいただきたいと思います。第8款土木費4項1目都市計画総務費578万1,000円のうち13節委託料376万円は都市緑化を推進するための経費を計上いたしたものでございます。この経費は緑化推進を市政の柱に掲げております東京都調布市の御厚意によりまして樹木、これは目通り直径30~70cmほどのイチョウが15本、それから目通り直径25cmほどのアオギリ1本でございますが、この樹木を譲り受けまして、当市まで運搬し、仮植を行うためのものでございます。 以上、今回の補正の内容でございますが、給与改定等の関連といたしまして46ページ以降には給与費明細書がございます。 以下、所定の書式に従いまして調整した資料となっておりますので、その方はごらんをいただきたいと思います。 歳出につきましては、以上簡単でございますが、説明を終わらせていただきまして、前の8ページにお戻りいただきたいと思います。2 歳入でございます。第15款繰越金1項1目繰越金9,279万5,000円は、財源を繰越金といたしたものでございます。 次の第16款諸収入4項5目雑入で206万5,000円は、給与改定に伴います土地開発公社からの職員給与費の負担金追加分でございます。 それでは2ページへお戻りいただきたいと思います。第1表 歳入歳出予算補正、1歳入、次の2 歳出はそれぞれ所定の書式によってお示ししてございます。 1ページへお戻りをいただきたいと思います。平成3年度岡谷市一般会計補正予算(第5号)は、歳入歳出それぞれ9,486万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ170億8,764万3,000円とするものでございます。 以下につきましては省略させていただきますが、以上で説明を終わります。 御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(片倉久三君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 今井密子君。 ◆15番(今井密子君) 15番 今井密子です。 25ページ、第6款第1項3目農業振興費、これの農業協同組合合併推進の補助金の計上がございます。湖北農協、長地農協それぞれに計上されておりますが、計上された理由、それからその割合等についてもう少し詳しい御説明を願います。         (「関連して」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 関連して、林 稔君。 ◆17番(林稔君) 17番、林 稔です。 関連して、岡谷市のそういう基準と同時に下諏訪町、諏訪市、これがどのように行われているかというのもあわせて参考に聞かせていただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 経済部長。 ◎経済部長(鮎沢茂登君) 助成の理由でございますけれども、農業あるいは農協を取り巻く環境は国内的にも国際的にも大変厳しいものがございまして、現在、長野県農協25、全国では1,000農協というようなことで合併推進に向かって取り組みがされているわけです。市といたしましても湖周6農協の合併によりまして農業者の期待にこたえるような農協活動ができるんではないかということで合併推進、促進を行ってきたわけでございますけれども、そんな理由の中で合併推進にかかわる経費の一部を補助したいというものでございまして、総経費の30%ということで岡谷市、下諏訪町、諏訪市合わせまして390万円の助成をするものでございます。そのうち岡谷市といたしましては100万8,000円、下諏訪町は29万3,000円、諏訪市は259万9,000円ということでございます。それから割合でございますけれども、農家戸数割あるいは経営耕地面積割それぞれを足したものの0.5を390万円に乗じまして算出した額がただいま御説明しました岡谷市100万8,000円、下諏訪町29万3,000円、諏訪市259万9,000円となるものでございます。 以上でございます。 ○議長(片倉久三君) よろしいですか。 堀内一光君。 ◆26番(堀内一光君) 26番 堀内です。 32ページの土木費の都市計画総務費で今、東京の調布市から目通り30~70cmというふうな話がありましたが、その経過をもう少し詳しく説明していただいて、どこへ植樹するのか、どういう形でこういう話が持ち上がったのか、その細かい経過をひとつお知らせ願いたいと思います。この緑化については別に反対するものではありませんけれども、ここのところに出されたでは、我々も一体どこにどんなふうにということが全然わかりませんので、その説明をお願いしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 市長。 ◎市長(林泰章君) 経過につきましては、ことしの10月12日の官報に掲載されたことが、里親募集というので調布市がこの樹木を引き取ってくれるところはないかということで告示されました。それから、そのことをきっかけにして調布市で11月の8日に第4回全国青年市長会総会が開かれた折、調布の市長は全国青年市長会設立のチャーターメンバーで私と一緒に活動を共にしている仲間です。そんなことから、お嫁入り先がどんなふうに決まったかの話を調布市で市長とお話し申し上げたところが、具体的に話は幾つかあるけれども、まだ決定はしていないという話でありまして、以後、岡谷市のこの庁舎建設の折にも外にある多くの識者から、一番欠けているものは町の歴史と町の中心にふさわしい樹木がみんな植えたばかりの、まことに貧相な緑化であるという指摘に加えて、長い歴史を持った町だと市民は言うが、町に入れば、その歴史を表現するものの1つに木の大きさというものをよく人は見るんだが、全くない。お宮のケヤキが枝払われて幹だけ残っているような感じですね。そういうような話から、願わくば大きな木が既に固定した開発事業の終わったところ、もしくは緑を必要とする今後の都市政策の中には、失ってしまったものを少しでも機会があれば、そうした植栽に心を向けていきたいというふうに考えておったわけです。やっぱり100年の木は100年たたなければそれだけの木になりませんから、実際にはそれだけの巨木が根づくかどうかの心配もあり、また、木によってすべて根づくものでもありませんし、木によっては根づくものもあるというような専門家の意見をお聞きしながら、建設部が調布市に出向いて、それぞれの職人というか、技術者と言った方がいいのかもしれませんが、そういう人たちにも御同行いただき、現地の樹木管理に当たる技術者にも立ち会っていただいて、それぞれの樹木で移せる木と移せない木、岡谷へ持っていって見込みのある木と見込みのない木というものをかなり検討していただいたんです。その結果、私どもの方で受け入れをいたせる木は今回の予算に上程しましたイチョウとアオギリと、平成4年度へいってケヤキとイチョウ、このくらいのところで全部でことし16本、それから来年もう10本お願いしたいと思っていますけれども、恐らくケヤキの分野になるかもしれませんが、総数では26本を今後の岡谷の町の整備計画の定まったところにこれを植栽していきたいというふうに考えているわけです。まだ、具体的には植栽の場所等につきましては樹木の形や太さや、また周りの環境等をあわせて今後の計画にも含めて慎重に、これをまた移転ということはなかなかできないことでありますから、調布市の方で全部根回しをしたり、枝払いをしたりして大変な金をかけてやってくださってますから、調布市との友好の樹木になっていかなければならないという点で、今後の植栽については慎重を期して、今しばらくのお時間をいただいて、これを町の緑化の大切な柱にして、今後緑化推進基本計画等の制定にあわせて具体的な事業化に向けて進めてまいりたい、かように思っているところです。 ○議長(片倉久三君) 堀内一光君。 ◆26番(堀内一光君) 具体的にもしもわかれば、また委員会の方で審査をしていただきたいと思いますけれども、私はこのことについては別に反対をするものではありませんし、非常にいいことだと思っておりますけれども、ただ問題は、こういう問題、例えばスケートの問題にしても、こうぽこぽこっと急に出てくる。そして議会意思としてきちっと決めて、請願なども通った私学助成の100万円くらいのものがどうしても出せない。こういう姿勢がどうしても私は理解できないです。もう少し市民の要望についても積極的にやってからこういう問題も取り組んでくるというんなら、私も本当に気持ちよくもらえるわけですけれども、そこらのところがどうしても頭の中でもやもやして、市民の要求だけでなくて、市民の代表である議会でもきちっと決めたものがいまだに何としても進まないというところに非常に問題がありますが、これは問題は別ですけれども、そこらも含めてこれからの取り組みについても委員会で十分に審査をしていただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆25番(山田拓男君) 25番 山田です。 32ページのそこのところで関連して、経過はわかりました。官報を見ているとそういういいこともあるということもよくわかりましたし、青年市長であれば、お互いに友好ができるけれども、お年寄りの1万人の人の願いにはこたえられないし、それからいろいろ市民が陳情持ってくれば、こんなに冷たくしているかと怒られるし、どういうふうに市長の姿勢を判断したらいいかと思って問うところでありますけれども、いずれにしてもこれは建設委員会にかけられた問題です。せっかく植えたカラ松が黄色くなってしまい、枯れていると思った人もいますけれども、イチョウの木は黄色くなります。黄色い葉っぱならいざ知らず、根っこまで黄色くならないようにひとつ十分御配意いただいて、御審査願いたいと思います。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第102号は、お手元に配付いたしてあります議案付託表のとおりそれぞれ所管の委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第11 議案第103号 平成3年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第2号) ○議長(片倉久三君) 日程第11 議案第103号 平成3年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 岡谷病院事務長。         〔岡谷病院事務長 中原寛毅君 登壇〕 ◎岡谷病院事務長(中原寛毅君) 議案第103号 平成3年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。 今回の補正は、給与改定に伴います補正でございます。 それでは3ページをごらんいただきたいと思います。 補正予算実施計画、収益的収入及び支出でございますが、第1款病院事業費用1項医業費用1目給与費で6,417万3,000円の補正でございます。内容につきましては、今回の給与改定に伴いまして給料追加分2,597万9,000円、手当等の追加分2,437万2,000円、賃金追加分1,260万円、法定福利費追加分122万2,000円を補正するものでございます。 次に、4ページの2項看護専門学校費用1目給与費93万3,000円は、給与改定に伴います追加分でございます。 5ページからの給与費明細書等は御参照いただきたいと思っております。 それでは1ページの本文に戻っていただきますが、第2条はただいま御説明申し上げました収益的支出の補正でございます。 第3条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正で、職員給与費17億8,135万6,000円を18億4,645万4,000円に改めるものでございます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(片倉久三君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 片倉万吉君。 ◆24番(片倉万吉君) 議事進行でひとつお願いしたいと思うんですけれども、この岡谷病院については委員会で篤と御論議いただくわけですけれども、たまたま同じ病院でありながら塩嶺病院の補正予算がのってないわけですね。給与改定等がありますのに、なぜのせなかったか。のらなんで済むのか。既決予算内でやりくりしてしまうということなら、なおさら大きな問題を抱えているというふうに思うんです。それで、特にこの問題を論議しているのに院長も出てきてませんから、そんな軽い程度の扱いになっているのかどうなのかね。補正も組めないような塩嶺病院、組まないでもいいような塩嶺病院であるなら、なおかつ院長くらい出てきて釈明してもらいたいわけなんですけれども、そのところをどんなふうに理解したらいいか、そこをお聞きしたいと思うんです。 ○議長(片倉久三君) ただいまの片倉万吉君の議事進行につきましては、塩嶺病院事務長の方から説明をいたさせます。 塩嶺病院事務長。 ◎塩嶺病院事務長(堀田貢君) 最初に補正を組まなかった理由でございますけれども、平成3年度の予算編成に当たりまして当初予算で予定人員176名で組んでおります。ところが、現在の実人員につきましては161名ということで、定員15名の減になっております。この内訳につきましては医師が2名、看護婦等が13名の計15名ということでございます。 それで補正額につきましては、やはり人勧によりまして約4,000万円必要となりますけれども、3月年度末の見込みを見ましても、これを払っても一応現在のところ残が見込めるという状況でございますので、今回補正を組まなかったところでございます。 それでただいまの院長でございますけれども、院長につきましては公務で東京に行っております。そういう状況ですので、よろしく御理解いただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 片倉万吉君。 ◆24番(片倉万吉君) 定員176名のうち161名で15名減、うち医師2名、看護婦13名。あれだけ拡張しながら、県下においても、この近辺においても相当な循環器系統の重要病院の位置づけがある中、これだけの定員不足しているということは運営上支障があるんではないかというふうに思うわけなんで、そこらについてはここで論議ということでなしに、しかも4,000万円余にわたる賃金補正があるけれども、既決予算がまだ余っているからというような、こういう単純な答弁だけでは問題があるんではないかというふうに思うんです。その辺についてはひとつ委員会の中で十分解明していただいて、今、塩嶺病院がどういう状態にあるかを明確に出してもらいたいと思います。これは要望です。 ○議長(片倉久三君) これは要望ですから、社会委員会で十分審査していただければいいですね。         (「議案がないよ」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 関連してですから、関連してやってください。 ◆24番(片倉万吉君) 議案がないから審議しようがないと言われればそれまでですけれども、塩嶺病院の位置づけも大切でありますから、岡谷病院とあわせてその辺はひとつ委員会で特段の論議をお願いしたいと思います。要望します。 ○議長(片倉久三君) では、関連して社会委員会でやっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。         (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 議事進行について、堀内一光君。 ◆26番(堀内一光君) 26番 堀内です。 今、塩嶺病院の院長先生が公務だと言われましたけれども、私たち考えると最大の公務はこの議会なり医療行為だと思いますけれども、どういう公務なのか、その内容をひとつお知らせいただかないと。私たちは、ただ公務だというだけではちょっと理解できないと思いますので。議長のところへ何か来てますか、欠席届けが。 ○議長(片倉久三君) では、申し上げます。出張のため日大第二外科へ出張のようでございます。18日、9時30分から17時15分までという欠席届けが出ておるわけです。 ◆26番(堀内一光君) それは岡谷市の公務かね。どういう形ですか、その東京出張というのがね。 ○議長(片倉久三君) きょう出ましたもんですから、よくわかりません。 ◆26番(堀内一光君) だから、公務の内容がもしわかったら事務長にお願いしたいんですけれども。 ○議長(片倉久三君) 塩嶺病院事務長。 ◎塩嶺病院事務長(堀田貢君) これにつきましては院長の日ごろの信念といいますか、考え方でございますけれども、高度の医療をするにはやはりそれなりの自分としての研修を積みたいということで、かねがね月に何度か東京の日大病院へ行って研修を重ねております。前回もちょうどたまたま水曜日ということで行けなかったもんですから、今回そういうことで今までの経過もありまして東京の方へ参っているわけでございます。 ○議長(片倉久三君) 堀内一光君。 ◆26番(堀内一光君) わかりましたけれども、そうすると病院の開設者もそういうことは認めているということですね。 ○議長(片倉久三君) 市長。 ◎市長(林泰章君) 今さらの議論ではありませんけれども、信州大学にしましても、日本大学にしましても、両病院は大学の全面的な支援がなければ病院経営は成り立ちません。そういう意味から両院長さんともそうでありますけれども、大学の医学技術交流、それから大学の医学会等に関しては、その交流を今後医師の交流の問題等を含めて十分なつながりと、その中に参加していくという点では院長御就任のときから大学と市との間にその交流を、院長を出せばそれっ切り大学は知らぬ存ぜぬでは困りますということと、それから院長先生方もいずれも立派な見識者でありますから、大学としてもこれだけの人材を病院へ行きっ放しでもって置いておいたでは先生の力量も伸びないし、病院の医学水準も上がらない。そういうことから岡谷病院は信州大学、それから塩嶺病院は信州大学と日本大学、両大学との医師交流、研究、協議、検討の場に参加するということを双方が約束して院長御就任をいただいております。そんなことで院長がきょうは大学の方の講義で出かけているというふうに説明を承っておりますので、御理解を賜りたくお願い申し上げます。 ○議長(片倉久三君) 堀内一光君。 ◆26番(堀内一光君) わかりました。私も素人ですので、そういうものを十分に承知しておりませんから、今、市長さんから聞いて理解をしたわけですけれども、できれば今研修という事務長の話があったので、議会を避けてやることをもっと考慮しなければいけないではないか、私はこう思うわけですよ。それができないといえばしょうがないですけれども、ぜひそういうようなことでもってひとつ今後お願いをしたいと思いますが。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。 林 稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林 稔です。 議事進行上で、先ほど片倉万吉議員から塩嶺病院の問題について出されて、今論議もされておりますが、議案にないものを関連でやるということはちょっと不正常な形になりますので、前後しますが、先ほどの条例提案のあった101号の方で社会委員会で論議してもらうということにすれば十分意が尽くせると思いますので。先ほど議長さん、片倉万吉議員から質問があったときに後へ回してしまいましたけれども、そんなことで議事進行していただければいいと思いますので、そんな提案をしておきます。 ○議長(片倉久三君) 林 稔君の議事進行については、101号の企業職員は水道の関係ですから。関連して社会委員会で一応やっていただくということで御了承願います。 ほかにございませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第103号は社会委員会に付託いたします。         -----------------  日程第12 議案第104号 平成3年度岡谷市水道事業会計補正予算(第1                号) ○議長(片倉久三君) 日程第12 議案第104号 平成3年度岡谷市水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 水道部長。         〔水道部長 山田兼利君 登壇〕 ◎水道部長(山田兼利君) 議案第104号 平成3年度岡谷市水道事業会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。 今回補正をお願いします内容は、水道企業職員25名の給与改定に基づく補正でございます。 3ページの実施計画書をお開きいただきたいと思います。収益的収入及び支出の支出において1款1項1目原水及び配水費246万3,000円は、職員12名分の給与改定による給与費の追加分であります。2目総係費の74万8,000円の減額は、職員13人分の給与改定と職員の異動等に伴う給与費を精査した結果、減額をするものであります。 なお、給与費明細書につきましては次の4ページ以下にございますが、御参考にしていただき、説明は省略させていただきます。 1ページにお戻りいただきたいと思います。第2条におきまして、収益的支出の第1款1項営業費用に、ただいま御説明申し上げました総額171万5,000円を補正するものであります。 第3条につきましては、児童手当の減額3万2,000円を除いた174万7,000円の補正しをし、総額1億6,832万2,000円とするものでございます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(片倉久三君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第104号は、建設委員会に付託いたします。 ただいま付託となっております各議案の委員会審査を願うため、この際、暫時休憩いたします。         午前11時47分 休憩         -----------------         (4常任委員会)         -----------------         午後2時40分  再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ----------------- △日程第7 議案第99号 岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例 △日程第8 議案第100号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(片倉久三君) 日程第7 議案第99号から日程第8 議案第100号までの2件を再度一括議題といたします。 この2件は総務委員会に審査付託となっておりますので、委員長報告を求めます。 総務副委員長。         〔総務副委員長 林 光一君 登壇〕 ◆総務副委員長(林光一君) 10番 林光一です。 総務委員会に付託されました議案第99号 岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例について、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 次に、議案第100号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) ただいまの委員長報告に対し、まず、議案第99号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第99号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第99号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第100号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第100号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第100号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程第9 議案第101号 岡谷市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例 ○議長(片倉久三君) 日程第9 議案第101号を再度議題といたします。 本案は建設委員会に審査付託となっておりますので、委員長報告を求めます。 建設委員長。         〔建設委員長 山田一久君 登壇〕 ◆建設委員長山田一久君) 12番 山田一久です。 議案第101号 岡谷市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例について、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第101号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第101号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程第10 議案第102号 平成3年度岡谷市一般会計補正予算(第5号) ○議長(片倉久三君) 日程第10 議案第102号を再度議題といたします。 本案は総務、社会、経済、建設の各委員会に審査付託となっておりますので、各委員長報告を求めます。 まず総務、次に社会、次に経済、次に建設の順にお願いいたします。 総務副委員長。         〔総務副委員長 林 光一君 登壇〕 ◆総務副委員長(林光一君) 10番 林光一です。 議案第102号 平成3年度岡谷市一般会計補正予算(第5号)中、総務委員会に付託された部分について御報告申し上げます。 歳入、第15款繰越金、第16款諸収入、歳出、第1款議会費、第2款総務費1項1目一般管理費、2項徴税費、4項選挙費、5項統計調査費、6項監査委員費、第9款消防費、第10款教育費、第1表 歳入歳出予算補正担当部分について、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) 社会委員長。         〔社会委員長 山田拓男君 登壇〕 ◆社会委員長山田拓男君) 25番 山田拓男です。 議案第102号 平成3年度岡谷市一般会計補正予算(第5号)中、社会委員会に付託されました歳出の第2款総務費1項総務管理費13節消費者行政費、3項の戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款衛生費及び第1表 歳入歳出予算補正担当部分については、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) 経済委員長。         〔経済委員長 原 宏君 登壇〕 ◆経済委員長(原宏君) 6番 原 宏です。 議案第102号 平成3年度岡谷市一般会計補正予算(第5号)中、経済委員会に付託されました3 歳出、第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費及び第1表 歳入歳出予算補正担当部分について、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) 建設委員長。         〔建設委員長 山田一久君 登壇〕 ◆建設委員長山田一久君) 12番 山田一久です。 議案第102号 平成3年度岡谷市一般会計補正予算(第5号)中、建設委員会に審査付託されました3 歳出、8款土木費及び第1表 歳入歳出予算補正担当部分について、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 なお、当委員会では緑化事業については計画性のある対応をするよう強く要望いたしました。 ○議長(片倉久三君) ただいまの各委員長報告に対し、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 堀内一光君。 ◆26番(堀内一光君) 26番 堀内です。 建設委員長さんにお伺いしたいんですけれども、付託前にいろいろなお願いをしておきました。まだ市長の答弁では植えるところも決めてないとかいろいろなお話もありましたけれども、そういうふうな細かいことがもし委員会の中でこれからの計画が、持ってきてどこにどういうぐあいに置いて、今後どういうところへやるというふうなお話がもしあったらお聞かせを願いたいと思いますし、それからこれは建設委員会でやるのがどうか別として、やはり付託前にお話をしました市民要望等についての絡みでどういうふうな市の方針が聞かれたのかどうか、そこの点がわかりましたら、お伺いしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 建設委員長。 ◆建設委員長山田一久君) 12番 山田一久です。 ただいま堀内議員から出されました問題につきましては、1つといたしましてはまず26本の木の問題でございますが、市当局といたしましてもやはり緑化計画というふうなものを討議しながら、非常に大きな木でございますので、これを例えば街路樹にするというふうなことはちょっと困難でございます。したがって、その木の大きさに合った景色といいますか、系統に合った形のところへやりたいというふうなことで、1つとして今検討されております問題については、湖畔公園にこれを植えるかと、あるいは長大橋の下に植えて、あるいはまた長大橋の緑とのバランスにおいて場を持ちたいとか、あるいはやまびこ公園に植えたいというような問題、それから庁舎もどうも余り大きな木がございません。そんな関係がありまして庁舎関係も1つの検討項目である、こういうぐあいに言っております。あるいは出早公園の中、現在モミジがあるわけでございますが、あの中へこれらの木を配しながら景観的なものを考えたい。あるいは非常に貧弱であります岡谷の駅前等についてもやりたい。 ただし、こういうふうな問題につきましては、早急にこれをやるというわけにはまいらないので、やはり長期計画といいますか、計画を立てる中でやりたい、こういうことでございます。 たまたまこの問題が出ましたのは、先ほど市長の説明がありましたように10月12日、官報速報に載りました段階、建設部の方には緑の委員会というふうなものがございます。詳しくは緑のまちづくり云々という長い名称だそうでございますが、この緑の委員会の中でたまたまこの官報を見た。それでこれは欲しいものだなというようなことで11月の8日、青年市長会に市長が出向きますときにこの問題があるというような形の中でこれが出てきたというふうなことでございまして、極めて時間的な余裕もなかったんですけれども、非常に木の性質といいますか、50年、60年とたったような木、なかなかこれらの木というものはもらえるものではない。岡谷市にはないもの、こういうものが欲しいんだという緑の委員会からの要望等がございまして、これをちょうだいをするというような形になったわけでございます。 さらにもう少し詳しく申し上げますと、これが非常に大きな木でございますので、本来ならばトレーラーあたりに積んで持ってくる、こういうことになるんでございますけれども、一応一番大きな12tトラックに1本1本乗せながらこれを持ってくる、こういうことでございます。そして12月というふうな月は、この木が根づくには非常にいい季節だそうでございます。そんなことで100%の植えられる率といいますか、育つ率というふうなことは考えられないにしても、相当確率の高いものである。こんなことで今回の形に至った、こういうことでございます。 以上でございます。 ○議長(片倉久三君) 建設委員長、市民要望。 ◆建設委員長山田一久君) 12番、山田一久です。 同時に、市民要望の件がございました。例えば側溝を直すとかというふうな日常生活に触れた問題があるわけでございますが、これが大きいとか、あるいはこれらの植樹が、今回の木が大きいとかということではなくて、今回の木が先ほど私が申し上げたように、さまざまの大きなチャンスを生かしたのが今回の計画であるということで、決して市民要望を大事にしない、こういうことではないんだ。市民要望は要望として二次計画の6億円というような予算の中でも立ち向かってやっているんだ、こういうふうなことが論議をされたわけでございます。 以上でございます。 ○議長(片倉久三君) よろしいですか。 堀内一光君。 ◆26番(堀内一光君) 緑化をすることは非常に結構なことですけれども、建設部の緑のまちづくりのものが官報をたまたま見たら出ていた。たまたま出ていて見た。それを三百何万円でもってやるという。本当にふってわいたような、これはいいことなんですけれども、今お話聞くと、植えるところがまだ決まっていない。これから早急に長期計画--早急に長期計画というのはどういうんだか知らないですけれども、やるということですから、そうすると持ってきて一体どういうぐあいにその場所場所へ植えるのか。そこらのところがまだ明確になっていないですが、そしてしかも12月は一番木が根づく時期だというんですけれども、植えるところもまだ決まっていないのに12月、今一番いいときだっていって、どこへ持ってきてどういうぐあいにやるのか。私たち、ちょっと頭の回転が悪いんでわかりませんけれども、そのところの計画を明確にしてほしい。もらってきて運搬してくるのは結構です。ですから、それではその木を今計画を立っていないところへどういうぐあいに1本ずつ、湖畔へ持ってくる、庁舎へ持ってくる、駅前へ持ってくる、ここへ持ってくるというのをするのか。そのところを明確にしなければ、我々としても持ってきたものをどこへ置いといてどういうふうにするのかということが全然わからないわけですよ。 それで、市民要望との関係は何も側溝のことを言っているわけでなくて、例えば市民の多くの陳情なり、議会意思としてきちっと決めたもの、そういうものがなされなくて、たまたまそういうものにあったものをぽっとやってしまうということについての解明を、市の考え方をお聞きするようにということで事前に私がお願いをしたわけですから、そこのところはどういうぐあいなお話があったかということをお伺いしたいわけです。 ○議長(片倉久三君) 建設委員長。 ◆建設委員長山田一久君) 12番 山田一久です。 ただいま持ってきまして将来的な構想といいますか、植える場所の候補というふうなものを私申し上げたわけでございますが、一たん持ってきたものを仮植をして、それで対応する、こういう説明でございました。 なお、市民要望のことにつきましては、先ほど申し上げましたように私ども建設委員の中からそのような問題、そういうようなもの、出た問題について市民要望も今回の問題も決してどっちが大きいとか小さいとか、こういうような問題ではない、こういうふうなことがあったわけでございます。 以上でございます。 ○議長(片倉久三君) 堀内一光君。 ◆26番(堀内一光君) 別にあったわけだということでなくて、委員会の委員長さんの声を聞くでなくて、市の方の考え方は一体どうだったかということと、持ってきて仮植をするといっても、その仮植の場所さえ今委員長さんが言ってくれないわけですから、そんな余計な手間かけるくらいなら、12月が一番いいということなら、早急にここで決めて、その場所へ持っていって植えたら一番木が育つんではないですか。私はこれで3回ですからこれ以上聞きませんけれど、もう少し私の質問に対するお答えをしてもらわなければ。私は別に委員長報告に対して異議を申し上げているわけではありませんで、付託前にお話をしたことを十分に審査をして、お答えいただき、できないならできない、こうだったよと中身を言ってさえくれれば、私は付託した以上、どこに責任があるとか何とかということを申し上げるわけではありませんので、その委員会の中でもってお話のあった、例えば仮に植えるところはどこへ来て植えてやるんだというお話があったのかどうか。それから12月が一番木が根づく時期だとするならば、委員会としても早急にここでもって場所を決めて、仮植するでなく、そこへ植えておいて、後で考えたけれども、また動かしたっていいわけですから、そこらのところをもう少し明確にしておかないと、3回でとても理解できないですよ。もしこれ、お答えがなくても4回もさせてもらうわけにいかないので、もう少し明確に私たちのわかるようにひとつ御説明願いたい。してなければしてなくて結構ですよ。私は別にしてないことをどうでもお聞きするわけにいきませんので、そこのとこを明確にお伺いしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 建設委員長。 ◆建設委員長山田一久君) 12番 山田一久です。 先ほど申し上げたように木につきましてはあくまでも仮植というふうなことでございます。これは湖畔公園だとか、あるいはその適当な場所というところに今仮植ということでございまして、具体的にここに何本仮植をするということについては説明はございませんでした。 それから市民要望の点でございますけれども、この点につきましても先ほど私が申し上げましたように幾つも市民要望というものが出ているんだ。これに対して今回の唐突に出てきたこの植樹計画というようなものに対して比較した場合に、この要望に対してこれをなおざりにするといいますか、そういうあれではというようなことがあったわけですけれども、これに対しまして話の中から、やはり先ほど私が申し上げましたように市民要望1つ1つを大切にしていくんだ。今回の植樹のことについてもまたとない大きなチャンスであるので、これを有効に生かしていきたいんだ、こういうふうなことが話し合われたわけでございます。それが具体的な話の内容ということで、それ以上には及んでおらないわけでございます。 以上でございます。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第102号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第102号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程第11 議案第103号 平成3年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第2号) ○議長(片倉久三君) 日程第11 議案第103号を再度議題といたします。 本案は社会委員会に審査付託となっておりますので、委員長報告を求めます。 社会委員長。         〔社会委員長 山田拓男君 登壇〕 ◆社会委員長山田拓男君) 25番 山田拓男です。 社会委員会に付託されました議案第103号 平成3年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第2号)について、原案どおり可決すべきものと決しましたので、御報告いたします。 なお、塩嶺病院のことにかかわって御要望がございましたので、これについては従来もそういう経過がございますが、一部お聞きすると医師、看護婦の不足問題などございますので、社会委員会に出席をいたしました助役を通して院長並びに開設者に重々そのことを伝えていただきたいという要望を申し上げましたので、この点を御報告申し上げまして、報告にかえる次第でございます。 以上です。 ○議長(片倉久三君) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第103号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第103号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程第12 議案第104号 平成3年度岡谷市水道事業会計補正予算(第1号) ○議長(片倉久三君) 日程第12 議案第104号を再度議題といたします。 本案は建設委員会に審査付託となっておりますので、委員長報告を求めます。 建設委員長。         〔建設委員長 山田一久君 登壇〕 ◆建設委員長山田一久君) 12番 山田一久です。 議案第104号 平成3年度岡谷市水道事業会計補正予算(第1号)について審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第104号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第104号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程第13 議案第105号 私学助成制度確立に関する意見書 ○議長(片倉久三君) 日程第13 議案第105号 私学助成制度確立に関する意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 林 光一君。         〔10番 林 光一君 登壇〕 ◆10番(林光一君) 10番 林 光一です。 私学助成制度確立に関する意見書について説明をします。 私立高校は、多くの卒業生を地域社会に送り出して、地域社会を支える力の一翼を担ってきております。しかしながら、国からの補助金抑制と今年度以降言われるところの高校入学対象者が急減をするということであります。これは私立高校にとっては存亡に関する大きな問題であります。 よって、政府及び長野県におかれましては、私学の健全な発展を図るために私学助成制度を充実するように強く要望して意見書を提出いたしたいものでありますので、全会一致で御賛同を賜りますよう提案理由の説明といたします。 よろしくお願いします。
    ○議長(片倉久三君) お諮りいたします。本議案については委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑、討論に入ります。 質疑なり御意見はありませんか。--これにて質疑、討論を終結いたします。 これより議案第105号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第105号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程第14 議案第106号 看護婦確保対策に関する意見書 ○議長(片倉久三君) 日程第14 議案第106号 看護婦確保対策に関する意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 山田拓男君。         〔25番 山田拓男君 登壇〕 ◆25番(山田拓男君) 25番 山田拓男です。 議案第106号 看護婦確保対策に関する意見書について、提出者を代表して簡潔に提案をいたします。 私たち岡谷市議会は、昨年12月、これと同じ趣旨の意見書を全会一致で可決して関係機関に提出をしてございます。ところが、この1年間、医療従事者、とりわけ看護婦の労働は過酷な労働条件と看護婦不足の問題は全国的にもマスコミが大きく報道している社会問題となっていることは御存じのとおりであります。 そこで看護婦確保対策は緊急な対策が求められており、このたび関係団体からも切実な陳情が提出されました。岡谷病院、塩嶺病院を抱える当社会委員会は、両病院の実態にかんがみても政府におかれて看護婦確保について御案内の5つの大別した内容で早急に講じられ、この内容を盛り込んだ看護婦確保法の制定を強く要望するため、本意見書が全会一致で可決され、地方自治法第99条2項の規定により、内閣総理大臣、厚生大臣、労働大臣等関係機関に即刻送付できるようお願いを申し上げまして、提案といたします。 ○議長(片倉久三君) お諮りいたします。本議案については委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑、討論に入ります。 質疑なり御意見はありませんか。 堀内一光君。 ◆26番(堀内一光君) 26番 堀内です。 私は全く賛成でありますけれども、ただ、午前中からいろいろと審議をする過程で塩嶺病院は看護婦さんがかなりやめたようで不足になっていて、補正を組まなくても今度は人勧のとおりにできるというふうなお話もありますし、さらに最近、募集広告等もえらい見られないわけです。岡谷病院についても看護学校もありまして、決算委員会か何かのときにも、今のところ当面はよろしいというお話あったわけで、全国的には非常に看護婦さんが少なくて非常に困っている病院があるということも十分承知しております。岡谷病院は別にしまして、塩嶺病院について現在かなり看護婦さんが足りないというような、この間不足でなくて、少なくて補正を組まなんでいいというのですから、その労働時間等については、塩嶺病院の看護婦さんについてどういうふうに掌握されているかどうか、もしおわかりでしたらお伺いしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 社会委員長。 ◆社会委員長山田拓男君) 25番 山田拓男です。 ただいま提案説明の中で、たまたま岡谷病院、塩嶺病院を抱える社会委員会としてと申しましたけれども、個々の実情は1つ1つつまびらかにすれば結構ですけれども、一昨日の岡谷市民新聞の広告を見ますと、諏訪中央病院が岡谷版まで使って看護婦を緊急募集している。各病院へ聞いてみますと、職安に頼み、それからもはや新聞広告を出して集まるような時期ではない。そして労働条件の問題もあり、看護婦条件の問題もあって、潜在的な看護婦もいるけれども、なかなかこういうきつい、特に産婦人科などに勤める人がいないために、最近駒ヶ根病院では産婦人科を廃し、辰野病院でも廃してしまう。医者もともかくだけれども、看護婦がいないためにというふうな事例もこの近くでは出ております。 本日の意見書は、塩嶺病院のことはまた後刻細かく知るといたしまして、全国的な運動としてやられる看護婦確保対策に関する意見書に御同意をいただけるようにお願いできたらと思う次第であります。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これにて質疑、討論を終結いたします。 これより議案第106号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第106号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程第15 議案第107号 診療報酬の改善を求める意見書 ○議長(片倉久三君) 日程第15 議案第107号 診療報酬の改善を求める意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 今井友吉君。         〔5番 今井友吉君 登壇〕 ◆5番(今井友吉君) 5番 今井友吉でございます。 議案第107号 診療報酬の改善を求める意見書について提案理由を申し上げます。 病院、診療所の収入は、主に社会保険診療報酬で占められており、社会保険診療報酬が適正に定められているかどうかは、病院、診療所の経営収支において大きな影響を及ぼすものであります。 そもそも適正な社会保険診療報酬は、病院、診療所における経営実態を十分反映したものでなければなりません。 しかしながら、最近の診療報酬の改定の状況を見ると、入院患者の早期退院とか、在宅診療の促進という政策課題の実現に力点が置かれ、必ずしも病院、診療所の経営実態を反映しているものとは言えません。診療報酬が病院、診療所の経営を賄うものとなっていないので、技術料を中心とする体系を確立するとともに、原価割れにならないよう適正化し、病院、診療所の健全な経営が確保できるよう診療報酬の改定が必要であります。 よって、政府におかれましては、診療報酬を実質10%以上引き上げる予算措置をとるよう強く要請します。 以上、地方自治法第99条第2項の規定によって意見書を提出いたします。 どうか御賛同のほど、お願いいたしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) お諮りいたします。本議案については委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑、討論に入ります。 質疑なり御意見はありませんか。 堀内一光君。 ◆26番(堀内一光君) 26番 堀内です。 病院経営については、まことにこの中身については私も賛意を表するものでありますけれども、ただ、文中「入院患者の早期退院、在宅医療の促進という政策課題」これが何かニュアンスとしては悪いように聞こえるわけですけれども、この点についてはこういうことを進めていってはならないのかどうか。 それからもう1つは、この診療報酬を実質10%引き上げた場合に、市民的な立場からいけば、今度は国保税あるいは市民の医療費の負担がふえるわけです。ですから、10%上げた場合には一体どのくらいの患者負担なり国保が上がるのか。そういうふうな矛盾した点についてはどういうふうに考えられるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆25番(山田拓男君) 25番 山田拓男でございます。 在宅医療の促進という政策課題の実現、これは否定しているんではなくて、事実のことであって、冒頭に書いてございますように病院、診療所の収入という点では社会保険の診療報酬というふうな点で、いずれも赤字になるような体系になっているということであります。 平成2年度の両病院の決算委員長報告並びに決算の審議の際にも明らかになりましたように、診療報酬を確かに上げていただいた。薬価の引き下げがあり、中身的には上げてもらったけれども、病院そのものの経営のために使える費用、例えば先ほど審議いたしました人勧の費用というふうなものは全然出てこないわけです。そういう中身であります。 それで、特に私たちは陳情者を呼びまして、陳情者からも御意見を十分賜り、そして両病院の側からも意見を賜り、そしてなお堀内議員が心配する患者負担はどうかという点では、これは患者負担にはならない。これは国が予算措置するというところにこの運動の基本がありまして、今度の国会にも連日のように医療関係者や患者関係者が請願に上がっているというふうなことを見ましても、病院を経営する側と患者側が一緒になってこの署名をとって国会へ持っていっている事実がございます。今から十何年になりましょうか、ちょっとこのような逆さまの意見書がやられて、同じ堀内議員から御指摘があった時代とは違いまして、このことは矛盾しないものであるということでございますので、先ほどの病院が補正を組みましたけれども、願うところは診療報酬が両病院、診療所なんかに影響を受けることをこいねがっているという中身でございますので、重々御承知の上、御理解賜りたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 堀内一光君。 ◆26番(堀内一光君) そういう制度は私も十分に知らなんだですけれども、いずれにしてもこれは国の施策、方針がいけないと思うんですよ。ですから、今、山田議員の方から診療報酬の改定をいわゆる10%しても市民に、患者に負担増にはならない、こういうことでございますので、私はこの意見書に対しては賛成をするものであります。 ○議長(片倉久三君) ほかにございますか。 宮崎福二君。 ◆20番(宮崎福二君) 原案にもちろん賛成なんですが、今、堀内議員の心配されたように、実質10%の引き上げということについて委員長から今答弁ありましたが、決算委員会等の審査の中でも非常に病院経営が苦しいし、昨年度は実質的に3.何%だけれども、差し引きして2.何%ですか、非常に病院経営にとっては厳しい現状だということで、ここで思い切って国に対して10%の引き上げというものを求めるという、これはいいと思うんです。ただ、これが患者さんの方へ市民的に負担にならないという答弁でございましたので、私もそういうように委員長答弁ですから理解をしますが、国の方では5%ぐらいの見込みというようなことがちょっと新聞に出ておりますけれども、しかし、これは目標、希望ですからいいと思うんですが、そんなようなことで堀内議員と同じようなあれですが、患者さんには特別のえらい負担にはならないというように理解をしていいわけですね。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆25番(山田拓男君) 私たちは陳情者やら病院の実情にかんがみて、特に患者負担になるような形では意見書を上げませんので、御理解賜りたいと思います。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これにて質疑、討論を終結いたします。 これより議案第107号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第107号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程第16 議案第108号 コメの市場開放阻止に関する意見書 ○議長(片倉久三君) 日程第16 議案第108号 コメの市場開放阻止に関する意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 清水隨豊君。         〔16番 清水隨豊君 登壇〕 ◆16番(清水隨豊君) 16番 清水隨豊です。 議案第108号 コメの市場開放阻止に関する意見書について、提出者を代表いたしまして簡潔に説明をいたします。 今、日本の社会は米の自由化で政治問題化されております。ところが、従来から国会においても3回にわたっての米の輸入阻止の決議がされております。 そこで、今回も農業の安定のためにも輸入の制限措置を堅持するように、米の市場開放を何が何でも阻止していただきたい、こういうことで提出いたしました。 全会一致の御賛同をいただきますよう、提案理由の説明といたします。 よろしくどうぞお願いします。 ○議長(片倉久三君) お諮りいたします。本議案については委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑、討論に入ります。 質疑なり御意見はありませんか--これにて質疑、討論を終結いたします。 これより議案第108号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第108号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程第17 議案第109号 地方財政の拡充強化に関する意見書 ○議長(片倉久三君) 日程第17 議案第109号 地方財政の拡充強化に関する意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 山田拓男君。         〔25番 山田拓男君 登壇〕 ◆25番(山田拓男君) 25番 山田拓男でございます。 議案第109号 地方財政の拡充強化に関する意見書を4会派の提出者を代表して提案をいたします。 自治体の行財政に直接関する国政の重大問題として今政府が年内の政府予算編成の中で国の財政不足を口実に地方交付税の引き下げをしようとしております。既に本年度については特例減額の名でばっさりと5,000億円が削られましたが、今度は税率を引き下げて大幅な減額を制度化しようというものであります。 ところで、85年から91年まで国の臨調行革路線のもとに国庫負担、補助金カットの額は、政府の発表数字でも何と7兆3,260億円の巨額に上っております。地方財政の圧縮が進められている中で、例えば生活保護とか保育所費など福祉や教育など切実な住民要望が後退させられているのであります。地方行革に引き続いて自治体への重大な攻撃であり、絶対許してはならないと思うのであります。 首長と議会、住民総意を結集して、福祉対策や環境整備事業など住民生活に直結する多くの財政需要が見込まれている今こそ財源の拡充強化が求められているときはないと思うのであります。 12月6日、地方6団体の代表で構成する地方自治確立対策協議会は、東京九段会館に1,300名を結集して地方交付税現状維持の総決起大会が開かれたと伝えられております。内閣総理大臣、大蔵大臣に直ちに反対運動を起こしたとも伝えられております。 岡谷市議会でも議長を先頭に地方6団体とともに呼応して地方自治体の財政における地方交付税の重要さを十分認識し合って、税率の引き下げや減額措置などを絶対に行わないよう強く要望しようではありませんか。 本意見書が全会一致で可決され、地方自治法第99条2項の規定により、内閣総理大臣、大蔵大臣、自民党本部など関係機関に即刻送付できるようにお願いをして、提案といたします。 以上です。 ○議長(片倉久三君) お諮りいたします。本議案については委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑、討論に入ります。 質疑なり御意見はありませんか。--これにて質疑、討論を終結いたします。 これより議案第109号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第109号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程第18 議案第110号 国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案に反対する意見書 ○議長(片倉久三君) 日程第18 議案第110号 国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案に反対する意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 林 稔君。         〔17番 林 稔君 登壇〕 ◆17番(林稔君) 17番 林 稔です。 議案第110号 国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案に反対する意見書について、提出者を代表して提案の理由と趣旨を説明いたします。 現在、開会中の第122臨時国会に提出されている、いわゆるPKO等協力法並びに国際緊急援助隊派遣法を改正する法律案は非常に重大な幾つかの問題点を持っております。 第1に、自衛隊を海外に出動させることは明確に憲法違反であります。さらに、自衛隊を海外に出動させないことを明記した1954年6月2日の全会一致による参議院決議にも違反するものであります。 日本国憲法は、日本軍国主義による侵略によって日本人310万人、アジア諸国民2,000万人の尊い命が奪われた痛苦の歴史への反省に立って、平和と民主主義を高らかに宣言し、その第9条で戦争の放棄、戦力の不保持、国の交戦権を認めないことを規定しているのであります。 あの侵略戦争の莫大な被害を受けたアジア諸国の人々を初め世界各国の人々が日本に対し真に求める国際貢献は、非軍事、平和的な貢献であることは明らかであります。 第2に、PKOに関する国連文書や規定と宮沢総理の国会答弁についても明らかな矛盾を示しております。 さらに、昨年国民の反対で廃案になった国連協力法案でさえも認めなかったPKF、武力行使を認められた軍隊、国際平和維持軍でありますが、これまでも参加できるという重大問題を含んでおり、自衛隊の本格的海外派兵となるものであり、断じて許すことはできません。 第3に、平和を愛する日本国民の圧倒的多数も、もちろんこの危険な法案に反対であることは明らかであります。11月27日のあの衆議院PKO特別委員会における自民党と公明党による強硬採決を境に宮沢内閣支持率が急激に低下したことにも明らかにあらわれているものであります。 公明党の直後に開かれた党大会においても、地方代議員から猛烈な強い批判、沖縄の公明党本部の反対決議などもあるようであります。 第4に、このように危険な法案が成立すれば、日本の誇るべき平和憲法の生命が危ぶまれるのであります。国連平和協力という美名に隠れて憲法改悪や徴兵制への道を開く、このような危険な法案は断じて許すことはできません。 政府に対し、憲法に反するこのような法案は直ちに撤回することを求めるものであります。 あの太平洋戦争によって市民1,100人余の戦死者を出した岡谷市として、再び日本が忌まわしい戦争の道を歩まないために、平和を願う市民の声を代表して本市議会が全会一致本意見書を採択し、地方自治法第99条第2項の規定によって政府自民党に意見書を提出できますように、満場の賛同をお願いする次第であります。 ○議長(片倉久三君) お諮りいたします。本議案については委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑、討論に入ります。 質疑なり御意見はありませんか。 宮崎福二君。 ◆20番(宮崎福二君) 20番 宮崎です。 同議案反対の立場から意見を申し上げます。 世界じゅうの人々が願っております安定と平和の維持、そのための努力と国際協力、今、世界平和のために日本の貢献が求められております。我が国の繁栄は世界じゅうが平和であって初めて実現できるのであります。そのためには国際協力に積極的に貢献していかなければなりません。 国際協力に20世紀最後の10年間を迎え、また、米ソ冷戦時代が終わった今、国連を中心とした平和への努力が大切であります。 国際社会は互いに話し合い、協調し合うことを基本とし、新しい秩序をつくるためへの努力を行っております。自分の国さえ平和であればよいという考え方では、我が国の平和は保つことはできません。 これまでも我が国は、資金面、物質面を中心として世界第2位の経済大国に見合った貢献を行ってきました。しかし、昨年の湾岸危機をきっかけといたしまして、最も必要とされるものは人の面の貢献だということであります。多くの国々の人々とともに汗を流して世界平和を実現させる、これは恒久の平和を念願する我が国の憲法精神にも合致するところであります。 PKOは平和憲法の理念と共通のものであり、むしろ平和憲法を持っているがゆえに積極的に参加するという発想の転換を今迫られております。国連は国際社会の平和と安定のためPKOを設立し、今日まで多くの国々が多数の国民を派遣し、平和を回復するための厳しい活動に参加してきました。これまでにも世界80カ国から50万人以上の参加を得て、1つ、平和維持隊、これはPKFでございますが、護身の軽武装、停戦監視団非武装、選挙監視団非武装等で戦争が終わり、停戦が成立した後、国連の手で平和を守る停戦協定を第三者の公正なる立場で監視するものであります。紛争を凍結して、平和解決を願う非軍事の、非武装の停戦監視団が主であります。 紛争地域の停戦合意を大前提として、非武装の停戦監視で紛争当時国の停戦成立が前提で、戦うために行くのではありません。その活動が評価されましてノーベル平和賞をいただいております。 日本国憲法は武力行使を禁止しております。PKOの参加は憲法第9条の上からも問題がありません。なぜか、かつて湾岸戦争のときの多国籍軍の後方支援に自衛隊を派遣する国連平和協力法案とは全然別のものであります。これは廃案になりました。これとは全く違うものであります。武力行使を行うものではありません。国連軍などの軍隊と違いまして、アンパイア的な活動であります。この法律案では、停戦の合意が成立した後の活動開始、受け入れ国の同意が存在しております。中立性を保って活動するというPKOの基本的前提が守られている場合にのみ協力するのであります。PKF5原則が憲法違反にならないための歯どめとして5原則の中に国会への報告義務等を取り入れてきちんと明文化されております。したがって、5原則法制化は明らかな歯どめとして機能するでありましょうし、それに基づくシビリアンコントロールは確実に達成されると考えております。 以上のような観点、それから過日のNHKの世論調査によりますれば国民の63%がPKOに参加すべきであると答えを出しております。国際情勢と日本の国力からして世界平和に日本が汗を流さないということは許されません。今、この法案は参議院で審議されております。今期の時期的に見まして継続になると思います。決してこれは廃案ではありません。国民の民意を酌んで一日も早い機会に成立されることを私どもは望んでおります。 よって、本意見書は、国際平和貢献に対する基本的な考え方の違い、PKOに対しても基本的な考え方の違い、また、そうした言い回しが一方的であり、また、憲法第9条における自衛隊の認識、平和のための認識等含めてそのあり方等につきまして大きな根本的な違いでありますところの本意見書には反対をいたします。 以上。 ○議長(片倉久三君) 今井密子君。 ◆15番(今井密子君) 15番 今井密子です。 意見を申し上げます。 国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案については、現在、国会において一定の審議の中で一応継続扱いの模様であり、なお一層この法案の審議を深め、国民への理解を得る必要があると考えますので、今の時点での法案反対の意見書提出には反対いたします。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これにて質疑、討論を終結いたします。 これより議案第110号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立少数〕 ○議長(片倉久三君) 起立少数であります。 よって、議案第110号は否決されました。         ----------------- △日程第19 議案第111号 太平洋戦争50年に際し、侵略戦争を反省し、永久の不戦と平和を誓う決議 ○議長(片倉久三君) 日程第19 議案第111号 太平洋戦争50年に際し、侵略戦争を反省し、永久の不戦と平和を誓う決議を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 堀内一光君。         〔26番 堀内一光君 登壇〕 ◆26番(堀内一光君) 議案第111号 太平洋戦争50年に際し、侵略戦争を反省し、永久の不戦と平和を誓う決議の提案と趣旨説明を申し上げます。 1991年12月8日は太平洋戦争の開戦から50年を迎えました。きょうはその日から10日目です。50年前、日本は中国の侵略に続き真珠湾を奇襲攻撃し、太平洋戦争を開始し、罪もない何千万人もの人々を犠牲にし、他国へも多大な被害を及ぼしました。まさに50年前の12月の8日は東南アジア各地に日本軍が侵略を拡大した起点であったわけであります。パールハーバーではことしの12月4日から7日にかけて兵士や遺族による追悼式典が催されましたが、日本からの参加は拒否をされました。 侵略された国々の人々の過去の憎しみと怒りはいまだ解消されず、現在も先般の新聞にあったように朝鮮人の慰安婦等のあの暗い、そしてつらい影を投げかけております。その理由は、日本の侵略戦争の反省、戦争責任、戦後責任を果たしていないからであります。今も国際貢献のあり方が国民的な論議となる中で、過去の償いを放置したままで行うなら、国際貢献の中に中国、韓国あるいは東南アジア等の近隣諸国がどれだけの信頼を寄せるでしょう。今、日本が行うべき過去の侵略と植民地支配の歴史を正しく認識をし、戦争責任を自覚し、いまだ不完全な戦後補償を私たち1人1人みずからの課題として取り組まなければならないと思っております。 先日来日したオランダのベアトリクス女王も「あの戦争の年月の記憶を避けて通るべきではないと思います。私の過去に暗い影を落としている苦しい体験を本当の目で認識することこそ、怒りや恨みに満ちた気持ちを克服する一助になるはずです」と言っております。 日本と同様に敗戦国でありますドイツでは、戦争・戦後責任を明確にし、教科書の策定に当たってもかつての被占領国との協定を結んで合意を形成して教科書を発行していると聞きました。 私も太平洋戦争の最後の最年少の15歳での陸軍航空兵でありました。アメリカの艦載機のB51の機銃掃射に遭いましたが、打ち落とされたアメリカの兵士がパラシュートでおりてきて両手を挙げて降参してきたのに、私たちの上等兵は銃剣で刺し殺しました。戦争とはいえ、まだ私が若かったせいか足がふるえてどうしようもなかった。 そして、ことしの7月、ホノルルに北信越議長会主催の視察旅行の際、予定になかったパールハーバーに今井友吉議員と一緒に行き、そしていまだに1,000人余のアメリカ人の兵隊が眠るあのアリゾナの墓の上にある記念館を見ながら、日本の青年の若い命を国が奪い取った人間魚雷を2人でもって手をさすりながら昔を反省し、そして平和を誓い合ったところでございます。侵略戦争を反省し、その上での平和への新たな決意は、本来、国が行うのが当然であります。 しかし、国際化が地方にまで及んでおります。岡谷市も豊かな自然と調和した国際文化都市の実現を目指しております。 先日も、コタキナバル市の方々と友好を深めました。その折、だれかれとなく戦争の話はタブーだとの声がありました。神経を使い、肩身の狭い思いをしました。 また、話の中で通訳を通じて、あの中に戦争を経験をしない議員さんが多くおられる、しかし、故郷では日本軍にいろいろ屈辱的な行動を起こされて今も苦しんでいる、こういう話を聞いたときに本当に涙が出ました。 太平洋戦争50年に当たって岡谷市も住民の意思として戦争への反省と平和への願いを、広島、長崎の原爆被爆の被害者の立場からでの1984年の岡谷市議会の平和都市宣言とあわせて、この機会に加害者の立場に立って戦争をやめる決意を表明すべきであると私は思うわけであります。 残念ながら全会派の提案というわけにはいきませんでした。しかし、お互いにこのことを反省し、政党会派を乗り越えていくことが、これからまたコタキナバルと友好を結べるのではないか。この経過についてもコタキナバルの市長さんに十分にお伝えしなければなりません。 真の国際友好を深めるために、ぜひ皆さんの全会一致の御賛同を切にお願いをいたしまして、提案といたします。 御協力ありがとうございました。よろしくお願いします。 ○議長(片倉久三君) お諮りいたします。本議案については委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑、討論に入ります。 質疑なり御意見はありませんか。 山崎芳朗君。 ◆23番(山崎芳朗君) 23番 山崎芳朗です。 意見を申し上げます。 議案第111号 太平洋戦争50年に際し、侵略を反省し、永久の不戦と平和を誓う決議については、戦前の反省に立っての平和憲法があり、平和憲法こそ永久不変の国是であります。今日、経済国として世界各国に経済援助をいたし、世界平和に貢献をいたしております。昭和59年3月26日においては岡谷市議会は、平和都市推進の宣言をしておりますので、改めて今回決議をする必要がないと思いますので、賛成しかねるものであります。 以上。 ○議長(片倉久三君) 宮崎福二君。 ◆20番(宮崎福二君) 20番 宮崎です。 本議案反対の立場から意見を申し上げます。 12月8日の日米開戦50年に際し、過去の歴史を厳しく反省し、不戦、平和の決意をして、12月8日を不戦の日とする、そして市民で不戦を誓うということならですが、既に平和都市推進の宣言に関する決議がされております。戦争のない都市づくりを宣言しております。また、こうした決議は全会一致が望ましいのであります。 よって、本議案につきましては賛成いたしかねます。 以上。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。         (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 議事進行について、三井正二君。 ◆18番(三井正二君) 今お2人の方から反対意見があったわけですけれども、これは今聞いておると中身的には賛成だけれども、改めてやる必要ないということなんですよね。だから、この趣旨には反対をしないということを宮崎福二議員は言われておるんですけれども、山崎芳朗議員もそういうことなのかどうか、もう一度ちょっと聞きたいんですけれども。 ○議長(片倉久三君) それは提案者が提案をしておりますから。提案者の補足説明ですか。 三井正二君、補足説明願います。 ◆18番(三井正二君) それでは補足説明をしながらちょっと申し上げますけれども、1つは、1回決議をしてあればそれはもうやらなくてもいいよということも、私は大変おかしいのではないだろうかというような気がするわけであります。 今日、社会情勢も大変変化をしてきているわけでありまして、特に平和の問題につきましては米ソを中心として軍縮の方へ向かっており、同時にまた今日日本のそういう状況を見たときに、大変近隣諸国からも日本の対応の仕方について心配されておる。そういう意味では、改めて平和という問題については私はきちんと岡谷市の議会としてやるべきではないだろうか、そういう気がするわけであります。 したがって、今いろいろ提起がされておったわけでありますけれども、私は改めてやる必要はないということについては大変疑問を感じるわけであります。そのことだけ申し上げます。 ○議長(片倉久三君) ほかにございますか。         (「議長、補足説明」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 堀内一光君。 ◆26番(堀内一光君) 私も説明をいたしましたけれども、今、1984年に岡谷市は平和宣言をしているからいいんだというんですけれども、皆さん、その当時の平和宣言の中身を見てください。これは要するに被害者の立場で平和宣言をしているわけです。今度はやはり国際都市を目指している岡谷市がコタキナバルの方々とああいう本当に深刻な話が出てくるということは、やはり私たちは幾ら国のやることであっても、お互いに手をつないでいくならば、我々は気持ちだけでもお互いに許せるような方向にしていかなければいけない、こういうふうに思いますので、ぜひひとつ御賛同願って、今までは被害者の立場でありますが、今回は加害者という立場でいろいろ問題が取り上げられておりますので、御理解を願って御賛同願いたいと思います。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これにて質疑、討論を終結いたします。 これより議案第111号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立少数〕 ○議長(片倉久三君) 起立少数であります。 よって、議案第111号は否決されました。 なお、意見書の提出先は議長に御一任願います。         ----------------- △市長あいさつ ○議長(片倉久三君) 以上で今定例会の議事のすべてを議了いたしました。 閉会前に市長のごあいさつをお願いいたします。         〔市長 林 泰章君 登壇〕 ◎市長(林泰章君) 平成3年第6回岡谷市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今定例会に市側から御提案申し上げました案件につきましては、慎重な御審議を賜り、各議案いずれも原案どおり御議決をいただきまして、厚くお礼を申し上げる次第であります。 議案審議並びに一般質問を通じまして各位からいただきましたそれぞれの意見等につきましては、一層検討を深めて市政運営に当たってまいりたい、かように考えております。今後とも変わらぬ御協力を重ねてお願いを申し上げる次第であります。 いよいよ年末を迎えまして、議員各位におかれましても極めて御多忙な時期であり、寒さ厳しき折から一層御自愛をいただきまして、よいお年をお迎えくださりますよう心からお祈りを申し上げ、お礼のあいさつといたします。 ありがとうございました。(拍手)         ----------------- ○議長(片倉久三君) これにて平成3年第6回岡谷市議会定例会を閉会いたします。 御苦労さまでした。         午後3時59分 閉会地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  平成4年  月  日      岡谷市議会議長   片倉久三      岡谷市議会副議長  田中親雄      岡谷市議会議員   今井友吉      岡谷市議会議員   三井正二...